飛行機の中で地震が起きたときどうする?飛行中・離着陸時・空港別の正しい対処法を徹底解説【2026年最新】

飛行機の中で地震が起きたときどうする?飛行中・離着陸時・空港別の正しい対処法を徹底解説【2026年最新】

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地震が起きたとき飛行機の中でどうする?飛行中・離着陸時・地上走行中・空港ターミナル別の正しい対処法を徹底解説【2026年最新】

「飛行機に乗っているときに大きな地震が起きたら、どうすればいいの?」「機内にいるときと空港にいるときでは対応が違うの?」「地震で飛行機が落ちるようなことはあるの?」

こうした疑問・不安を持つ方に向けて、この記事を書いています。

日本は世界有数の地震大国です。

2026年に入ってからも、長野県北部での震度5強・5弱(4月18日)、三陸沖M7.7の地震と後発地震注意情報(4月20日)など大規模地震が相次いでいます。

「いつ・どこにいるときに地震が起きるかわからない」という現実の中で、「飛行機に乗っているとき・空港にいるとき」という場面は「日常生活と全く異なるルールで動く特殊な空間」です。

「飛行機の中で地震が起きたらどうすればいいか」について、正しい知識を持っている方は非常に少ないのが現状です。

この記事では「地震発生時の飛行機内・空港での正しい行動・対処法」を、国土交通省航空局・内閣府・JAL・ANA公式情報・東日本大震災時の実際のパイロット証言をもとに徹底解説します。

【この記事の信頼性について】
本記事は国土交通省航空局「空港における地震・津波に対応する避難計画」・内閣府「防災情報のページ」・JAL公式「突然の揺れに備えて」・ANA公式情報・首都直下地震時における救援航空機等の安全対策マニュアル(内閣府)・大阪国際空港(伊丹)の震度別避難計画・東日本大震災時の機長の証言記録をもとに作成しています。防災ベース編集部が飛行機・空港での地震対処法について調査・比較のうえ解説しました。

目次

まず知っておくべき基本:「飛行中の飛行機は地震で揺れない」

「飛行機が空を飛んでいるときに大地震が発生した場合、機内が揺れるのか?」という疑問から解説します。

結論から言うと「飛行中の飛行機は地震の揺れの影響を直接受けない」です。地震は「地面(岩盤)が揺れる自然現象」です。

「空中に飛んでいる飛行機には地面の揺れは伝わらない」という物理的な事実があります。「飛行中の真下で大地震が起きても・機内の乗客が地震の揺れを感じることはない」のです。

「それなら飛行中は安全?」と思うかもしれません。

しかし「地震の影響が飛行機に及ぶのは・着陸時・離陸時・地上走行時・空港施設を通じた間接的な影響」という形で現れます。

「飛行中は揺れないが・着陸先の空港が被災している・目的地が変更になる・着陸後に被災地域に降り立つ」という問題が発生します。

💡 重要なポイント
「飛行中の飛行機が地震で落ちる」という心配は、科学的・技術的な観点からほぼ不要です。
「飛行中は地震の揺れを受けない」という事実を知るだけで、飛行中に地震情報を受け取ったときの不安が大幅に軽減されます。
ただし「着陸・離陸時・地上走行時の対応」と「着陸後の行動」については正確な知識が必要です。

シーン別:地震発生時の正しい行動

「地震が起きたときに飛行機のどの状況にいるか」によって、取るべき行動が大きく異なります。

「飛行中・離陸直前・着陸態勢中・地上走行中・空港ターミナル内」という5つのシーン別に正確な対処法を解説します。

シーン①:飛行中に地震情報を受け取った場合

「巡航中(高度を保って飛んでいる状態)に地震情報が飛び込んできた場合」の機内の状況と乗客の行動を解説します。

機内でどのようなアナウンスがあるのか

「飛行中に地震が発生した場合・パイロット(機長)は地上の管制官から情報を受け取る」という流れになります。

「機長は乗客に対して機内アナウンスで状況を説明する・目的地空港の状況を伝える」という対応をします。

東日本大震災(2011年3月11日)当時に実際に飛行中だった機長の証言によると「まず『落ち着いてください』という旨の機内アナウンスを行いながら・副操縦士にAMラジオを受信させてNHKラジオで状況を把握した」というプロセスが実際に行われました。

「機長は地上の管制・会社と連絡を取りながら・目的地空港が安全かどうか・ダイバート(目的地変更)が必要かどうか・着陸まで空中待機が必要かどうか」を判断します。

乗客がすべき行動(飛行中・地震情報受け取り時)

  • シートベルトをしっかり締める:国土交通省は「シートベルト着用サインの点灯の有無にかかわらず・着席中は常時シートベルトを腰の低い位置で緩みなく締めること」を推奨している。地震情報があった場合はすぐに着席してシートベルトを確認する
  • 機長・客室乗務員のアナウンスをよく聞く:パニックにならず・客室乗務員の指示に従う。「機長のアナウンスが最も正確で最新の情報」であることを理解する
  • スマートフォン・機内モードの維持:機内モードを解除してネットで情報を調べようとすることは禁止されている。「機長・管制官からの情報伝達を妨げる可能性がある」
  • 客室乗務員に無断で席を離れない:「アナウンスなく通路を歩き回ることは・突然の揺れ(タービュランス)との複合リスクで転倒・負傷につながる」
  • パニックにならない:「飛行中の機体は地震の揺れを受けない」という事実を思い出す。「機体の安全は保たれている」という認識が冷静な行動の基盤になる

ダイバート(目的地変更・代替空港着陸)になったら

「目的地の空港が地震で被害を受けた・滑走路の安全確認が取れない・管制機能が停止した」という場合、機長は「ダイバート(代替空港への着陸)」を決定します。

「ダイバートは・乗客の命を守るための最善の判断」であることを理解してください。ダイバートになった場合の乗客の対応として以下を覚えておいてください。

  • 「予定と違う空港に着陸する」と機長からアナウンスがある
  • 「代替空港での地上での手続き・移動・振替便の手配」は航空会社のスタッフが対応してくれる
  • 「到着した代替空港でのパニック・怒声・無理な要求」はスタッフの対応を遅らせるため絶対に避ける
  • 「スマートフォンの電池を温存して・家族への連絡・情報収集に備える」ことが重要

シーン②:離陸直前(滑走路走行中・離陸滑走中)に地震が発生した場合

「飛行機が滑走路を走り始めていた・まさに離陸しようとしていた瞬間」に地震が発生した場合の対処法を解説します。

パイロット・管制官の対応

「震度4以上の地震が発生した場合、空港では離着陸が原則停止される」という規定があります。

「管制官から離陸機に対して『キャンセル・テイクオフ・クリアランス(離陸許可取り消し)』の指示が出る」という対応が行われます。

「離陸滑走の中止(アボート)により・滑走路上で停止する」という対応が取られます。

「アボート(離陸中止)は乗客にとって衝撃を伴う急制動になる場合がある」という点に注意が必要です。

乗客がすべき行動(離陸直前・地震発生時)

  • シートベルトをしっかり締めて・シートバックに深く体を預ける:離陸中止(アボート)時の急制動に備える。「前方への衝撃に備えて・シートバックとシートベルトでしっかり体を固定する」
  • 機長・客室乗務員のアナウンスを待つ:「状況を理解できていないまま自分で判断して行動しない」ことが重要
  • 機体が停止しても・指示があるまでシートベルトを外さない:「機体が一度停止しても再び動き出す可能性がある」とJAL公式でも明記されている
  • 緊急脱出の指示があった場合のみ・機内の緊急脱出手順に従う:「勝手に非常口を開ける・勝手に脱出する」ことは絶対にしない

シーン③:着陸態勢中(アプローチ中・着陸直後)に地震が発生した場合

「飛行機が目的地空港に向けて高度を下げていた・着陸間際だった・着陸した直後だった」という場面での対処法を解説します。

パイロット・管制官の対応

「着陸間際に震度4以上の地震が発生した場合、管制官から『ゴーアラウンド(着陸復行)』の指示が出る」という対応になります。

「ゴーアラウンドとは・着陸を中止して再び上昇し・着陸をやり直す・または代替空港に向かう操作」のことです。

「着陸した直後に地震が発生した場合・機体は速やかに安全な場所(駐機スポット・誘導路)へ移動する」という対応が行われます。

乗客がすべき行動(着陸態勢中・着陸直後・地震発生時)

  • 着陸態勢中はシートベルトをしっかり締めて・テーブルをしまい・シートバックを起こした状態を維持する:着陸は「最も衝撃が大きいフライトの局面のひとつ」であり、「地震の有無にかかわらず・着陸時は正しい着席姿勢が基本」
  • ゴーアラウンドになっても落ち着く:「急に上昇した・着陸しなかった」という状況でも「パイロットが安全のために判断した結果」であることを理解する
  • 着陸後・機体が完全に停止するまでシートベルトを外さない:「着陸直後の地震による機体の急停止・揺れ」に備える
  • 機体が停止した後も・客室乗務員の指示があるまで動かない:「着陸直後の地震で・タラップ・ボーディングブリッジが使用できなくなる場合がある」

シーン④:地上走行中(プッシュバック中・タキシング中)に地震が発生した場合

「飛行機がゲートを離れてから滑走路に向かう途中・または着陸後に駐機スポットに向かう途中」という地上走行中(タキシング中)に地震が発生した場合の対処法を解説します。

パイロット・管制官の対応

「地上走行中の航空機は・管制官の指示のもと・安全な場所(誘導路・駐機スポット)へ移動して停止する」という対応が行われます。

国土交通省の「空港における地震・津波に対応する避難計画」のひな型によると「地上走行中の航空機への対応として・機長判断により『旅客ターミナルビルへ移動』『高台等への移動(津波時)』『その場で停止・待機』のいずれかを選択する」とされています。

「津波が想定される沿岸空港(例:高知空港・仙台空港)では・地震発生後に離陸避難が選択される場合もある」という特別なプロセスがあります。

乗客がすべき行動(地上走行中・地震発生時)

  • シートベルトが締まっているかを確認する:「地上走行中はシートベルト着用サインが点灯していることが多い」が、万一外している場合はすぐに締め直す
  • 客室乗務員の指示に従う:「機内に留まる・脱出する」のどちらの指示も客室乗務員から出される。「勝手に非常口を開けて脱出しない」ことが重要
  • 緊急脱出の指示があった場合は・機内の緊急脱出手順に厳格に従う:「手荷物は絶対に持ち出さない・脱出スライドを使って速やかに脱出する・脱出後は機体から素早く離れる」

シーン⑤:空港ターミナルビル内で地震が発生した場合

「搭乗を待っているとき・到着後にターミナルビルを歩いているとき・免税店・レストランにいるとき」に地震が発生した場合の対処法を解説します。

空港ターミナルビルの耐震構造について

「日本の空港ターミナルビルは・大規模地震に対しても人命に重大な影響を与えないよう・高い耐震性を有している」という設計基準が義務づけられています。

「空港施設は大規模地震に対しても人命に重大な影響を与えないような耐震性を有している」という国土交通省の基準があります。

大阪国際空港(伊丹)の震度別避難計画によると「震度5強以下の地震では館内に留まる・震度6弱以上の地震発生時は館外の避難場所(平面駐車場等)に避難する」という段階的な対応が定められています。

「空港スタッフ・警備員が避難誘導を行う仕組みが整備されている」ため、「案内に従って行動することが最善」です。

地震発生直後の空港ターミナルでの行動

空港ターミナルビル内で地震が発生した場合の行動を「震度の大きさ」別に解説します。

震度3以下の場合

  • その場で身の安全を確保する(テーブルの下・柱の近く)
  • 揺れが収まったら通常通り行動できる
  • スタッフのアナウンスを確認する

震度4〜5強の場合

  • すぐに揺れに備える(テーブルの下・頭を保護)
  • 揺れが収まったらスタッフのアナウンス・誘導に従う
  • 「ガラス・吊り下げ看板・土産物棚」からすぐに離れる
  • エレベーターは使用しない(最寄りの階で降りて・階段で移動する)
  • ターミナル内に留まってスタッフの指示を待つ

震度6弱以上の場合

  • まず「頭・首・体を守る」姿勢を取る(テーブルの下・荷物で頭を保護・柱の近くで体を低くする)
  • 揺れが収まったらスタッフ・警備員の誘導に従って館外避難場所(駐車場等)へ移動する
  • 「エスカレーター・エレベーターは使用しない」。必ず階段を使う
  • 「落下物・ガラス」に注意しながら冷静に避難する
  • 「館外に出た後も・建物から十分に距離を取る」
  • 「余震に備えて・頭上の安全を確認しながら移動する」

制限区域内(保安検査後エリア)での注意点

「保安検査を通過した後の制限区域内にいる場合」は「通常の避難と異なる点がある」という認識が重要です。

「制限区域内は一般の方が無断で出入りできないエリア」であるため「スタッフの誘導なしに自由に移動することができない」場合があります。

「スタッフ・警備員の指示に完全に従う」ことが最重要です。

「保安区域からの脱出経路は・スタッフが誘導する経路を使う」ことを覚えておいてください。

津波が想定される空港での「特別な対応」

「沿岸部に位置する空港(仙台空港・高知空港・那覇空港・静岡空港・神戸空港など)」では「地震後の津波リスク」という特別な脅威があります。

「津波は地震から数分〜数十分で到達することがある」という事実を覚えておいてください。

津波想定空港での地震直後の行動

「沿岸空港で大地震が発生した場合・津波の可能性が高い」という認識のもとで行動する必要があります。

  • 「揺れを感じたらすぐ高台・ターミナルの上層階に避難する」:「揺れが収まるのを待ってから行動する」では間に合わない場合がある。「強い揺れ(長く続く揺れ・繰り返す揺れ)を感じたら・すぐに高い場所への避難を開始する」ことが生死を分ける
  • 「津波警報・注意報が発令されていなくても避難する」:「強い揺れ=津波の危険性あり」という認識で行動することが内閣府・気象庁の推奨
  • 「ターミナルビルの上層階が最善の垂直避難場所」:「走って高台まで行けない場合・ターミナルビルの3〜4階以上に垂直避難する」という判断が有効
  • 「空港スタッフの誘導に従う」:「津波想定空港では避難計画が整備されている」ため、スタッフの誘導に従うことが最も安全

東日本大震災(2011年)では「仙台空港が津波で浸水した」という記録があります。

「地震後に空港内に留まっていた方が津波の犠牲になった」という事実は、津波想定空港での「迅速な垂直避難・高台避難」の重要性を示しています。

地震後に飛行機が欠航・ダイバートになった場合の対応

「地震によって目的の便が欠航になった・ダイバートで予定外の空港に着いた」という場面での実践的な対応を解説します。

欠航・ダイバートになったときの基本的な対応

  • 航空会社のスタッフへの確認を優先する:「欠航・ダイバートの場合、振替便・払い戻しの対応は航空会社のカウンターで行われる」。「まず航空会社のカウンター・スタッフに状況を確認する」が最初のステップ
  • スマートフォンの電池を温存する:「家族への安否連絡・代替交通手段の調査・宿泊先の確保」にスマートフォンが必要。「不要なアプリを閉じる・画面の輝度を下げる・機内モードに切り替えて電池消費を抑える」ことをお勧めする
  • モバイルバッテリーを持っていれば使う:「0次防災(防災ポーチ)としてモバイルバッテリーを普段から持ち歩いている方」は、この場面で大きな助けになる
  • 現金を確保する:「大規模地震後はATM・クレジットカード決済が停止する場合がある」。「手元の現金を確認する」

帰宅困難になった場合の対応

「地震によって交通機関が麻痺して・空港から出られなくなった・帰宅できなくなった」という状況への備えも重要です。

国土交通省は「災害時に空港が避難者の受け入れ場所となる役割を担う」という方針を2026年に改めて強化しています。

「能登半島地震(2024年)では能登空港に約500人が避難した」という実例があります。

「空港は地震時に一時的な避難・支援場所になりうる」という認識を持っておくことが重要です。

  • 「空港施設内で安全が確認された場所に留まる」という選択肢がある
  • 「空港スタッフ・空港管理者の案内に従って行動する」
  • 「空港内の飲食店・売店・自動販売機での水・食料の確保」を優先する
  • 「家族・職場への安否連絡を行う」
  • 「帰宅できる手段(代替交通・帰宅ルート)をスタッフに相談する」

飛行機・空港での地震に備える「事前の準備」

「地震が起きたときに冷静に行動できるかどうかは・事前の知識と準備で大きく変わる」という事実があります。

「飛行機に乗るとき・旅行に行くとき」に事前にやっておくべき準備を解説します。

搭乗前の準備①:緊急連絡先の確認・共有

「飛行機に乗る前に・家族・職場の同僚に『いつどこの便に乗るか・目的地・到着予定時刻』を連絡しておく」ことをお勧めします。

「地震・ダイバート・欠航などのトラブルが発生した場合・家族が心配する前に安否確認ができる」という安心感を互いに持てます。

「スマートフォンが使えない場合に備えて・家族の電話番号をラミネートした緊急連絡カードに書いておく」という0次防災の習慣が旅行時にも役立ちます。

搭乗前の準備②:安全のしおりを必ず確認する

「飛行機の座席ポケットに入っている『安全のしおり(セーフティカード)』を・毎回必ず読む」ことを習慣にしてください。

「非常口の場所・脱出スライドの使い方・酸素マスクの使い方・救命胴衣の場所」を確認しておくことが重要です。

「非常口の近い座席に着席した方は・非常口の開け方を客室乗務員に確認しておく」という積極的な準備もお勧めです。

「搭乗するたびに安全のしおりを確認する」という習慣が「緊急時に正しい行動を取れる」基盤になります。

搭乗前の準備③:客室乗務員の保安デモに必ず注目する

「搭乗後の保安デモンストレーション(シートベルトの締め方・非常口の場所・酸素マスクの使い方の説明)を・毎回真剣に見る」ことを強くお勧めします。

「何度も飛行機に乗っているから知っている・耳慣れた内容だ」と思っていても「搭乗する機材・機種・座席位置によって非常口の場所・設備が異なる」という事実があります。

「毎回必ず確認する」というシンプルな習慣が、緊急時の行動速度を格段に上げます。

搭乗前の準備④:手荷物に必ずモバイルバッテリーを入れる

「機内持ち込みの手荷物にモバイルバッテリーを入れておく」ことは「地震・ダイバート・欠航による帰宅困難」という場面で非常に大きな助けになります。

「スマートフォンの電池がなくなった瞬間に・家族への連絡手段・情報収集手段・地図アプリ・避難情報」のすべてを失います。

「モバイルバッテリーはリチウムイオン電池のため・機内預け荷物への収納は禁止」されています。

「必ず機内持ち込みの手荷物(キャビンバッグ・ハンドバッグ)に入れる」ことを守ってください。

「容量は10,000〜20,000mAh・薄型・軽量タイプ」を旅行用の必携品として普段から携帯することをお勧めします。

搭乗前の準備⑤:旅行先の避難場所・ハザードマップを事前に確認する

「旅行先・出張先で地震が起きた場合」に備えて「目的地の避難場所・ハザードマップ・地震リスク」を事前に確認しておくことをお勧めします。

「国土交通省のハザードマップポータルサイト(disaportal.gsi.go.jp)」で全国の津波・洪水・土砂災害のハザードマップを事前に確認できます。

「旅行先の市区町村の防災ページ・避難所の場所」も事前にスマートフォンにメモしておくことが有効です。

「Googleマップのオフラインマップ機能を使って・旅行先の地図を事前にダウンロードしておく」と「通信障害・圏外の状況でも地図を使える」という安心感があります。

機内での地震に関するよくある疑問:Q&A

Q:飛行中に地震が起きても飛行機は大丈夫なのですか?

はい、飛行中の機体は地震の揺れを直接受けません。

「地震は地面が揺れる現象であり・空中を飛んでいる飛行機には揺れが伝わらない」という物理的な事実があります。

「飛行中は風・気流(タービュランス)による揺れは発生するが・地震による揺れではない」ことを覚えておいてください。

「飛行中に地震情報を受け取っても・機体が落下するような危険はない」という認識が正確です。

Q:飛行機の中で緊急地震速報を受け取ることはありますか?

「機内モード中のスマートフォンには緊急地震速報は届かない」という点に注意が必要です。

「飛行中は機内モードが義務づけられているため・自分のスマートフォンには緊急地震速報が届かない」のです。

「地震情報は・パイロットが管制官・航空会社から受け取って・機内アナウンスとして乗客に伝えられる」という流れになります。

Q:機内で地震が起きたとき、荷物棚の荷物は危険ですか?

「地上走行中・着陸・離陸時の急制動・急な揺れ」が発生した場合「荷物棚(オーバーヘッドビン)の扉が開いて・荷物が落下するリスクがある」という点は認識しておく必要があります。

JALをはじめとする各航空会社は「荷物棚にしまった荷物は・乱気流や緊急停止時に落下する可能性がある」という注意を促しています。

「機体が大きく動いた直後に荷物棚を開ける際は・荷物が落ちてこないよう十分注意する」ことをお勧めします。

Q:緊急脱出する際に荷物は持ち出せますか?

「緊急脱出の指示が出た場合・手荷物は一切持ち出さない」というのが国際的な航空安全の原則です。

「荷物を持ち出そうとする行動が・脱出スライドを詰まらせる・他の乗客の脱出を遅らせる・脱出時間が増えることで全員の命が危険にさらされる」という重大な問題につながります。

「スマートフォン・財布・パスポートも・緊急脱出時は持ち出さない」という原則が航空安全の世界標準です。

「命より大切な荷物はない」という認識を改めて持っておいてください。

Q:地震で空港が被災した場合、空港で長期間待機することはありますか?

「大規模地震で空港が被災・道路・交通機関も麻痺した場合・空港での長期待機が必要になる場合がある」という現実があります。

能登半島地震(2024年)では「能登空港に利用者・地域住民ら約500人が避難して一時的に空港施設内で生活した」という実例があります。

「空港での長期待機に備えて・旅行時にも最低限の0次防災グッズ(モバイルバッテリー・現金・常備薬・緊急連絡カード)を機内持ち込み手荷物に入れておく」という習慣が有効です。

まとめ:地震時の飛行機・空港での行動の鉄則

「地震が起きたときに飛行機の中でどうするか」についての基本的な鉄則をまとめます。

  • 飛行中の機体は地震の揺れを直接受けない:「飛行中に地震情報を受け取ってもパニックにならない」という知識が冷静な行動の基盤になる
  • 機長・客室乗務員の指示に完全に従う:「飛行機内での安全に関する最高責任者は機長」。機長・客室乗務員の指示が最も正確で最も安全な情報
  • シートベルトを常に締めておく:「サインの点灯に関係なく・着席時は常にシートベルトを腰の低い位置で緩みなく締める」という国土交通省の推奨を守る
  • 緊急脱出時は荷物を持ち出さない:「命より大切な荷物はない」という原則を絶対に守る
  • 空港ターミナルでは震度に応じてスタッフの誘導に従う:「震度6弱以上では館外避難場所へ・スタッフ・警備員の誘導に従う」
  • 津波想定空港では「揺れたらすぐ高いところへ」:「強い揺れ=すぐに高台・上層階へ避難する」というルールを事前に覚えておく
  • 旅行時の手荷物にモバイルバッテリー・現金・常備薬を入れておく:「0次防災グッズを旅行時にも携帯する」習慣が地震時の帰宅困難・欠航時のダメージを大幅に軽減する

「地震はいつ・どこにいるときに起きるかわからない」という現実に対して「正しい知識と事前の準備」が命を守ります。

防災ベースでは今後も「外出中・旅行中・移動中の防災対策に関する実践的な情報」をお届けします。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

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この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

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