常備用 温めずに食べられるカレー職人(江崎グリコ)を徹底解説|5年6か月保存・甘口・中辛の違いから実食口コミまで【2026年版】

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常備用 温めずに食べられるカレー職人(江崎グリコ)を徹底解説|5年6か月保存・甘口・中辛の違いから実食口コミまで【2026年版】

「被災したとき、温かいごはんを食べられるか分からない」「アルファ米は備えているけど、おかずがない」「レトルトカレーって、温めないとおいしくないんじゃないの?」

そんな疑問と不安を一気に解決してくれる非常食があります。江崎グリコの「常備用 温めずに食べられるカレー職人」です。

植物油脂を使うことで常温のままでもなめらかでおいしいという設計を実現し、製造から5年6か月という長期保存を可能にしたレトルトカレーです。

火も電気も水も不要。パウチを開けてご飯にかけるだけで、被災時の食事が成立します。

この記事では、常備用カレー職人の商品仕様・常温でもおいしい理由・栄養成分・甘口と中辛の比較・実際の口コミ・備蓄方法・他の防災食との組み合わせ方まで、防災の観点から徹底的に解説します。

目次

江崎グリコとカレー職人ブランドについて

江崎グリコ株式会社は、1922年(大正11年)創業の日本を代表する総合食品メーカーです。

本社は大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5に置き、「ポッキー」「プリッツ」「ビスコ」「アイスの実」など、世代を超えた定番商品を多数展開しています。

「栄養」「健康」「おいしさ」を三位一体のコンセプトに掲げ、創業以来100年以上にわたって消費者の食生活を支えてきた会社です。

カレー職人シリーズの歩み

「カレー職人」は江崎グリコが展開するレトルトカレーブランドです。

「あめ色たまねぎ」「牛肉のコクと旨み」を大切にした本格的な家庭の味が特徴で、スーパー・コンビニの定番レトルトカレーとして長年親しまれてきました。

その「カレー職人」に、常温でもおいしく食べられる常備用フォーマットを与えたのが、「常備用 温めずに食べられるカレー職人」シリーズです。

常備用カレー職人の誕生背景

常備用カレー職人が最初に注目されたのは、2011年の東日本大震災がきっかけです。

大規模災害時には電気・ガス・水道のすべてが同時に止まる状況が発生し、「温める手段がない」「調理できない」という被災者の声が多数上がりました。

江崎グリコはこの課題に真剣に向き合い、「温めなくても、常温のままおいしく食べられるレトルトカレー」の開発に注力しました。

2012年1月には甘口が新登場し、グリコ公式プレスリリースでは「温めずに食べられる」「製造後賞味期限3年」をパッケージ前面で大きく扱うことで、防災用商品としてのわかりやすさを追求したことが明記されています。

その後、賞味期限は3年から5年6か月へと進化し、現在のロングライフ仕様になりました。

常備用カレー職人の商品仕様

商品の基本スペックを整理します。

項目 詳細(甘口) 詳細(中辛)
商品名 常備用カレー職人 甘口 常備用カレー職人 中辛
内容量 170g(1食) 170g(1食)
賞味期限 製造日より5年6か月(66か月)
エネルギー(1食) 109kcal 108kcal
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて常温保存
食べ方 温めずにそのままかけて食べられる・温めても可
販売形態 1食パック単品・3食パック・20食セット・80食セットなど
1ケース荷姿 1ケース=10個×2(20個)
製造者 江崎グリコ株式会社(大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5)

3食パックと1食パックについて

常備用カレー職人は主に以下のフォーマットで販売されています。

  • 1食パック(170g×1):単体の試し買い・ストックの補充に最適
  • 3食パック(170g×3食・計510g):3食分をまとめた最も一般的な販売形態。コンビニ・防災通販での定番
  • 20食セット(3食パック×複数):家庭備蓄・職場備蓄の本格購入向け
  • 80食セット:大人数施設・企業の防災備蓄向けの大容量フォーマット

企業・団体向けには、グリコ公式の「企業・団体様用 グリコの保存食」ページからもまとめ購入が可能です。

常備用カレー職人の原材料・アレルギー情報

常備用カレー職人の原材料と含有アレルゲンを確認します。グリコ公式の企業向けページに明記されたアレルギー情報は以下の通りです。

アレルゲン(28品目中) 含有状況
小麦 ✅ 含む
大豆 ✅ 含む
鶏肉 ✅ 含む
豚肉 ✅ 含む
ゼラチン ✅ 含む
乳・卵・えび・かに・小麦以外 ❌ 含まない

小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンのアレルギーをお持ちの方は摂取できません。ゼラチンは豚・牛由来の場合が多く、宗教上の理由(ハラール・コーシャー)での制限がある方も確認が必要です。

乳・卵・えびなどの主要アレルゲンが含まれていない点は、一定の配慮がある商品設計といえます。

主要な原材料の特徴

常備用カレー職人の主な原材料は以下の通りです。

野菜(たまねぎ、じゃがいも、にんじん)、牛肉、豚肉、植物油脂、砂糖、カレー粉、食塩、醤油、香辛料、チキンブイヨン、その他調味料・増粘剤(製品によって一部異なる)

特に注目すべき原材料のポイントは以下の3点です。

① 植物油脂の採用が「常温でもなめらか」を生む

グリコ公式サイトに「植物油脂を使っているので、常温でもなめらかでおいしいカレーです」と明記されています。

通常のレトルトカレーには動物性の牛脂・ラード・バターなどが使われていることが多いです。

これらの動物性油脂は常温では固まり、冷たいままでは「ザラついた」「脂の塊が気になる」という食感になります。

一方、植物油脂は常温でも液状を維持するものが多く、常温のカレーでも滑らかな口当たりを実現します。この植物油脂への置き換えこそが、常備用カレー職人の根幹技術です。

② あめ色たまねぎのコク

カレー職人シリーズ共通の特徴として「あめ色たまねぎ」が原材料に含まれています。あめ色たまねぎは玉ねぎを長時間炒めてキャラメル状にしたものです。

旨み・コク・自然な甘みが凝縮されており、常温でも「カレーらしい深い味わい」を出す重要な役割を担っています。

③ 牛肉のコクと野菜の存在感

牛肉・じゃがいも・にんじん・たまねぎという家庭カレーの定番具材が含まれています。ただし、後述の口コミにもある通り、「具が少ない」という声も多いのが実態です。

170g中の大半はルーであり、固形の具は期待しすぎず「カレーソース感覚」で使うのが正しい活用法です。

常備用カレー職人の栄養成分

1食(170g)あたりの栄養成分は以下の通りです。

栄養素 甘口(170g) 中辛(170g)
エネルギー 109 kcal 108 kcal
たんぱく質 約2.9g 約3.0g
脂質 約4.8g 約4.6g
炭水化物 約13.5g 約13.4g
食塩相当量 約2.5g 約2.5g

1食170gのカレーソースで約108〜109kcalというエネルギー量です。白米(茶碗1杯・150g)の約234kcalと合わせると、1食で約340〜343kcalの食事が完成します。

成人の1日に必要なエネルギーの約15〜17%を1食でカバーできる計算です。

食塩相当量2.5gへの注意

1食あたり食塩相当量約2.5gという点は、注意が必要です。成人の1日の食塩摂取目標量は男性7.5g未満・女性6.5g未満(日本人の食事摂取基準2020年版)とされています。

1食でその約1/3の塩分を摂取することになります。高血圧の方・腎疾患をお持ちの方は、他の食事の塩分量とのバランスを考慮した上で摂取してください。

ただし、被災時は発汗・体力消耗によるナトリウム補給の必要性も高まるため、通常の避難環境では過度に気にしすぎる必要もありません。

常備用カレー職人が「温めずにおいしい」理由を詳しく解説

通常のレトルトカレーを常温で食べると、なぜおいしくないのでしょうか。そして常備用カレー職人はなぜ常温でもおいしいのでしょうか。この違いを正確に理解することが、備蓄食選びの本質的な知識になります。

通常のレトルトカレーを常温で食べると何が起きるか

ITmedia BIZID(2011年10月)のレポートには、常温で通常のレトルトカレーを食べた際の比較実験結果が記録されています。

「味の差は明らかで、通常品は舌の上でザラつくし、冷たいじゃがいもやにんじんをかみ砕くのが微妙に不快」という評価が得られています。

これは以下の物理的・化学的な理由によります。

① 動物性油脂の凝固

牛脂・ラードなどの動物性油脂は、体温(37℃)付近の温度では液状ですが、20〜25℃(常温)では半固体〜固体化します。

固まった油脂が口の中に残り、「脂っこい」「もたついた」不快な食感になります。

② でんぷんの老化(β化)

カレーのとろみ成分(小麦でんぷんなど)は、温かい状態ではなめらかに溶けていますが(α化)、冷えると再結晶化(β化・老化)してざらついた食感になります。

常温では「粉っぽい」「ざらざらした」口当たりになる原因です。

③ 香辛料の揮発性の変化

カレーの香りは加熱によって揮発する成分(テルペン類など)が大きく寄与しています。常温では香り成分の揮発が少なく、カレーらしい「食欲をそそる香り」が弱まります。

常備用カレー職人がこれらを解決する仕組み

① 植物油脂への完全置き換え

常備用カレー職人は油脂成分をすべて植物性に置き換えています。一般的な植物油(大豆油・菜種油・パーム油など)は常温でも液状を維持します。これにより、常温のカレーソースが口の中でなめらかに広がります。

② 常温食を前提とした配合・調味設計

あるブログレビューには「温めずに食べることを前提に設計されているため、通常のレトルトカレーに比べて油脂分が少なく、あっさりとした味付けになっている」という分析があります。

これは欠点でもありますが、常温で食べる際に「ルーが重すぎない」という長所でもあります。温めることが「おいしさのゴール」ではなく、常温でのおいしさをゴールに据えた再設計が行われています。

③ 水分量の調整

複数のレビューに「水気が多くサラサラとしたカレー」という表現があります。これは意図的な設計です。

常温では粘度が高いほどざらつきやすくなるため、適度にサラサラした配合にすることでご飯に絡みやすい食べやすさを実現しています。

甘口と中辛の違い

常備用カレー職人は甘口と中辛の2種類が展開されています。それぞれの特徴と向いている人を整理します。

項目 甘口 中辛
辛さレベル 辛さなし・ほんのりあまい 中程度の辛さ・スパイスが感じられる
エネルギー(1食) 109kcal 108kcal
食塩相当量 約2.5g 約2.5g
向いている人 子ども・辛いものが苦手な方・高齢者 大人・カレーらしい風味を求める方
家庭での使いやすさ ◎ 家族全員が食べやすい ○ 大人向けの風味
注意点 甘すぎず飽きにくい 香辛料でむせやすい人は注意

子どものいる家庭での選び方

幼児(3〜6歳)や小学校低学年の子どもがいる家庭では、甘口を主力に備蓄することを推奨します。中辛の香辛料の刺激が子どもには強すぎる場合があるためです。

大人だけの家庭でも、被災時の精神的消耗・体調不良の状況では甘口の方が食べやすいという意見もあります。両方を混ぜて備蓄し、状況に応じて使い分けるのが理想的な方法です。

常備用カレー職人の商品バリエーション・購入ガイド

常備用カレー職人シリーズは複数の購入形態があります。

① 常備用カレー職人 甘口 1食パック(170g×1)

単品で試したい方・食べ比べをしたい方・ローリングストックの補充用に最適です。コンビニや防災専門通販で1食単位での入手が可能な場合もあります。

② 常備用カレー職人 中辛 1食パック(170g×1)

甘口との食べ比べ・中辛が好みの確認などに活用できます。単品でまず試してから、まとめ買いするかどうかを判断するのが賢い購入ステップです。

③ 常備用カレー職人 3食パック 甘口(170g×3食)

最も一般的な購入形態です。3食パックはコンパクトなサイズで、持ち運び・収納がしやすいです。楽天市場では3袋(9食)セットで送料無料で購入できる場合もあります。

④ 常備用カレー職人 3食パック 中辛(170g×3食)

甘口の3食パックとセットで備蓄すると、食事の選択肢が広がります。被災時に辛さが選べることは、食欲が落ちやすい環境での「少しでもおいしく食べたい」という気持ちに応えます。

⑤ 常備用カレー職人 20食セット(甘口・中辛)

本格的な家庭備蓄・職場備蓄に向いた20食セットです。4人家族が5食分をカバーできる量で、1週間分の備蓄を一気に揃えるまとめ買いに最適です。

1食あたりの単価が単品購入より下がるため、コスパ重視の方にはセット購入がおすすめです。

⑥ 常備用カレー職人 80食セット

企業のBCP対策・学校・保育園・介護施設・自治体の防災倉庫など、大人数向けの備蓄に対応する80食セットです。

グリコ公式の企業・団体向けページからも購入でき、法人での一括購入に対応しています。

⑦ 組み合わせ備蓄セット(カレー職人+アルファ米)

常備用カレー職人はアルファ米との組み合わせが最も理にかなった非常食セットです。アルファ米(尾西・サタケなど)は水またはお湯を注ぐだけで食べられるご飯です。

アルファ米+カレー職人の組み合わせで、水さえあればレストランの食事に近い食体験が被災時にも実現できます。

購入先まとめ

  • Amazon:単品・3食パック・20食セット・80食セットと幅広いラインナップ。定期購入にも対応
  • 楽天市場:防災専門通販や食品専門店で各種セットを購入可能。ポイント還元も活用できる
  • Yahoo!ショッピング:PayPayポイント還元との組み合わせで実質的な割引が可能
  • アスクル:法人向けまとめ買いに対応
  • グリコ公式(企業・団体向けページ):BCP対応・施設向けの大量購入窓口
  • コンビニ・スーパー(一部):常備用仕様ではなく通常品のカレー職人が多いが、一部店舗では常備用を取り扱っている場合あり

実際の口コミ・評判

実際に購入・試食した方々のリアルな声を紹介します。

高評価の声(★4〜5)

「結論としては『おいしい』。しかも価格が安くて長期間もつので、非常食としておすすめ。ふだんのカレーに慣れているからこそ、その『ちゃんとカレーの味だ』という安心感が大きい。」

(個人ブログ「くらしご」実食レビュー 2025年6月)

「ライフラインが断たれたときを想定した商品だと理解してから食べると、おいしさの意味が変わる。電気・ガス・水道のどれかが止まっても食べられる安心感が、価値の本質。常備用カレーは断然うまい。」

(個人ブログ実食レビュー 2022年12月)

「防災備蓄の食べ比べ歴半年の筆者が試した中で、レトルトカレー系では最も実用的と評価。子どもが食べても違和感がなく、アルファ米と組み合わせると被災時でも普通の食事に近い体験ができる。」

(介護・暮らしブログ 非常食レビュー 2020年2月)

気になる点・注意点として挙がった声

「具がほとんどない。パッケージのイメージ写真とは異なる。カレーソースに近いイメージで使うべき。」

(mybest 実検証レビュー 2025年6月)

「通常のレトルトカレーより味が薄い・コクが少ないと感じる人もいる。温めずに食べることを前提とした設計のためで、温めると更においしく感じられる。」

(noteレビュー 2025年8月)

「水気が多くサラサラとしているため、パウチを開封する際にカレーが飛び散りやすい。切り口はあるが開けにくく、力が必要。開封時は下に向けないよう注意。」

(mybest 実検証レビュー 2025年6月)

口コミから分かる「正しい期待値」の設定

口コミを総合すると、常備用カレー職人への正しい期待値は以下のように設定すべきです。

  • ✅ 期待してよいこと:常温でもなめらか・カレーの味・アルファ米との相性◎・5年6か月保存・価格が手頃
  • ⚠️ 過度な期待は禁物なこと:固形の具(あまり入っていない)・レストランのカレーレベルの濃厚さ(サラサラ系)・ルーの重厚なコク感

「カレーのおかず・カレーソース」として期待すれば十分以上に満足できる商品です。「お気に入りのカレー店の味」を期待すると落差を感じる可能性があります。

常備用カレー職人の正しい備蓄・使い方

正しい保管方法

  • 直射日光を避ける:パウチ素材が光と熱で劣化し、品質低下を招く
  • 常温(15〜25℃が理想)での保管:冷暗所が最も適している
  • 高温多湿を避ける:夏の車内・押し入れの奥・ガレージの高温環境は不向き
  • パウチの破損に注意:鋭利な物が当たらないよう保管する

備蓄数の目安

1食(170g)は1人1食分のカレーソースです。1日3食のうち1食をカレーとした場合の目安は以下の通りです。

家族構成 3日分 1週間分
1人暮らし 3食 7食(3食パック×3)
2人家族 6食(3食パック×2) 14食(3食パック×5)
4人家族 12食(3食パック×4) 28食(20食セット×1+3食パック×3)
職場(10人) 30食(3食パック×10) 70食(20食セット×3+3食パック×4)

内閣府・消費者庁は「最低3日分・できれば1週間分」の食料備蓄を推奨しています。

カレーだけでなく、他のレトルト食品・缶詰・アルファ米と組み合わせた総合的な備蓄計画の一部として位置づけてください。

ローリングストックの実践方法

5年6か月という長い賞味期限を最大限に活かすには、ローリングストック方式が有効です。

  1. まず20食分程度を購入してストックする
  2. 週に1回程度、古いものから順に普段の夕食に使う
  3. 使った分と同数を次の買い物で補充する
  4. パウチ裏面の賞味期限を確認しながら「古いものを手前に」保管する

カレーは日本人が最も食べ慣れた食事のひとつです。「備蓄しているカレー職人を月に数回夕食に使う」というだけで、自然とローリングストックが成立します。

温めて食べる場合の方法

常備用カレー職人は温めてもおいしく食べられます。ライフラインが使える状況での食べ方は以下の通りです。

  • 湯煎:パウチのまま沸騰したお湯に3〜5分入れる(最もおいしい加熱方法)
  • 電子レンジ:パウチのまま加熱不可。必ず耐熱の皿に移してからラップをかけて加熱する
  • 鍋に移して加熱:パウチを開けて鍋に入れ、中火で温める。焦げに注意

「常温でも食べられる」という特性を持ちながら、温めることでコクと香りがさらに増します。平常時は温めて、非常時は常温でという使い方が最も合理的です。

常備用カレー職人と他の非常食との比較・組み合わせ方

他の備蓄レトルトカレーとの比較

商品名 メーカー 賞味期限 常温食 内容量 特徴
常備用カレー職人 江崎グリコ 5年6か月 ◎(設計済み) 170g 植物油脂設計・コスパ良・定番の味
ハウス食品 非常食カレー ハウス食品 5年 ○(可能) 180g 全種類対応・大容量ラインナップ
S&B 常備用カレー エスビー食品 3〜5年 △(製品による) 170〜200g スパイスのきいた大人向けフレーバー
レトルトカレー(一般品) 各社 約1〜3年 ✗(油脂が固まる) 180〜200g ふだん使いには◎・非常時は不向き

常備用カレー職人の最大の強みは、「常温食設計・5年6か月保存・手頃な価格」のバランスの良さです。

特に「温めずに食べられる」設計を最初から本格的に行ったパイオニア的な存在として、非常食レトルトカレーの中で特別なポジションを持っています。

最強の組み合わせ:アルファ米+常備用カレー職人

防災の世界で「最強の非常食コンビ」と称されるのがアルファ米+常備用カレー職人の組み合わせです。この組み合わせが優れている理由を整理します。

  • 調理に必要なものが「水だけ」(最低限):アルファ米は水(または湯)を注ぐだけで食べられるご飯になる。カレー職人は温め不要で常温食可能
  • 栄養バランスが整う:アルファ米(炭水化物・エネルギー)+カレー職人(たんぱく質・脂質・野菜の栄養素)で、一食として必要な栄養素がひととおり揃う
  • 食事としての満足感が高い:白いご飯にカレーをかけるだけで「食事をしたという充実感」が得られる
  • 子どもから大人まで受け入れやすい:カレーライスは日本人が最も愛する食事のひとつ

その他との組み合わせ提案

  • カレー職人+温めずに食べられるご飯(パックご飯の常温食対応品):パックご飯は一部製品が常温でも食べられる設計になっている
  • カレー職人+クラッカー(ルヴァン保存缶など):ご飯がない場合にクラッカーにカレーをつけて食べる創意工夫
  • カレー職人+乾燥野菜スープ:野菜・ビタミンの補給を乾燥野菜スープで補いながらカレーで主食をカバーする

よくある疑問(FAQ)

Q:本当に温めなくてもおいしいのですか?

複数の専門家・ブロガーによる実食レビューでは「おいしい」という評価が多数を占めています。ただし、通常の温めたレトルトカレーと「まったく同じ」ではありません。

「常温でもおいしく食べられるカレーソース」という適切な期待値を持って食べれば、満足度は高いです。

Q:賞味期限切れの常備用カレー職人は食べられますか?

賞味期限はあくまで「おいしく食べられる期間の目安」です。

パウチが破損していない・異臭・変色がないという条件であれば、賞味期限を多少過ぎても食べられる可能性はあります。

ただし公式には賞味期限内での使用を推奨しており、自己責任となります。ローリングストックによって消費・補充を繰り返すことで、期限切れを防ぐことが最善策です。

Q:子どもに食べさせても大丈夫ですか?

甘口であれば幼児から食べられる辛さ設定です。ただし食塩相当量が1食2.5gあります。

幼児(1〜2歳)には塩分が多いため、少量にとどめることをおすすめします。3歳以上であれば適量の摂取は問題ありませんが、他の食事の塩分とのバランスを意識してください。

Q:温める方法がない場合、どうやってご飯と一緒に食べますか?

アルファ米(水戻し・15〜60分)または常温で食べられるパックご飯と組み合わせるのが最も現実的です。常温のアルファ米(白米)にそのまま常備用カレー職人をかけるだけで食事が成立します。

ただしアルファ米も水を注ぐ必要があります。飲料水(1人あたり1日3L・3日で9L)の備蓄とセットで考えることが重要です。

Q:開封時にカレーが飛び散らない方法はありますか?

mybest(2025年)のレビューでも「水気が多くサラサラのため、開封時に飛び散りやすい」という指摘があります。

以下の方法で対処できます。

  • パウチを縦にしたまま切り込みを入れ、ゆっくりと開ける
  • カットした後すぐに容器(ご飯の上など)に向けて中身を絞り出す
  • 非常時でも布巾やウェットティッシュを用意しておく

まとめ:常備用カレー職人は「電気・ガス・水道が止まっても食べられる」安心の一品

江崎グリコの常備用 温めずに食べられるカレー職人は、植物油脂設計・5年6か月保存・火も電気も不要という三大特徴を持つ、非常食レトルトカレーのパイオニアです。

2011年の東日本大震災の教訓から生まれたこの商品は、「どんな状況でも食べられるカレー」という命題に真剣に向き合った一品です。

具が少ない・通常品より味がさっぱりしているという特性を正しく理解した上で備蓄すれば、アルファ米との組み合わせでいざというときの食事を確実に成立させてくれます。

「非常食はまずい」というイメージを持ったまま備蓄を後回しにしている方にこそ、まず1食試してもらいたい商品です。

まずは3食パックを購入して、実際に常温で試食してみてください。

「これなら非常時でも食べられる」という確信が、確実な備蓄行動への第一歩になります。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

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この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

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