「マグニチュード7.6の地震が発生しました。」「震度6強を観測しました。」
ニュースで毎回聞くこの2つの言葉。
「結局どちらが揺れの大きさを示しているの?」「違いが今ひとつわからない」という方は非常に多いです。
実はこの2つは、まったく異なるものを表しています。
マグニチュードと震度の違いを正しく理解することは、防災情報を正確に読み取るうえで非常に重要です。ニュースで流れる地震情報を正しく解釈できれば、避難判断のスピードと精度が大きく上がります。
本記事では、地震・防災について長年学んできた経験をもとに、マグニチュードと震度の違い・それぞれの意味・実際の活用方法を初心者にもわかりやすく徹底解説します。
ぜひ最後まで読んでください。
結論:マグニチュードと震度は「別のもの」
最初に結論をお伝えします。
マグニチュードと震度は、地震に関する情報であることは共通していますが、まったく異なるものを表しています。
| 項目 | マグニチュード(M) | 震度 |
|---|---|---|
| 何を示すか | 地震そのもののエネルギーの大きさ | ある場所での揺れの強さ |
| 値の数 | 1つの地震に1つだけ | 1つの地震に複数(場所ごとに異なる) |
| 誰が決めるか | 気象庁・地震研究機関が計算 | 各地の震度計が自動計測 |
| スケール | 上限なし(小数点あり) | 0〜7の10段階(日本独自) |
| 距離との関係 | 震源から離れても変わらない | 震源から離れるほど小さくなる(例外あり) |
この表の内容をしっかり理解するだけで、防災情報の読み取り精度が大きく向上します。以下で、それぞれについて詳しく解説していきます。
マグニチュードとは何か
マグニチュード(Magnitude)とは、地震が放出したエネルギーの総量を示す数値です。英語の頭文字をとって「M」と表記されます。「M7.6の地震」という場合の数字がこれです。
重要なのは、マグニチュードは「地震そのもの」の大きさを示すという点です。震源地がどこにあろうと、その地震が持つエネルギーは変わりません。1つの地震に対して、マグニチュードは必ず1つだけです。
マグニチュードの歴史
マグニチュードの概念は、1935年にアメリカの地震学者チャールズ・リヒター(Charles F. Richter)によって考案されました。
当初は「リヒタースケール」と呼ばれていました。現在もアメリカのニュースでは「リヒタースケール7.6」という表現が使われることがあります。
現在の気象庁が使用するマグニチュードは「気象庁マグニチュード(Mj)」と呼ばれ、地震計の波形データをもとに計算されます。国際的には「モーメントマグニチュード(Mw)」が主に使われており、大きな地震ほど両者の数値に差が出ることがあります。
マグニチュードの「対数スケール」を理解する
マグニチュードは、線形(直線的)なスケールではありません。対数(ログ)スケールで表されています。
具体的には、マグニチュードが「1大きくなる」ごとに、地震のエネルギーは約32倍(正確には10の1.5乗=約31.6倍)になります。
「2大きくなる」と、32×32=約1,000倍になります。この数字は直感的に理解しにくいですが、以下の例で考えてみてください。
| マグニチュードの差 | エネルギーの倍率 | 具体例で比較 |
|---|---|---|
| 1の差(例:M6とM7) | 約32倍 | M7はM6の約32倍のエネルギー |
| 2の差(例:M6とM8) | 約1,000倍 | M8はM6の約1,000倍のエネルギー |
| 3の差(例:M6とM9) | 約32,000倍 | 東日本大震災(M9.0)は阪神淡路(M7.3)の約1,400倍 |
「M8の地震はM7の地震より少し大きいだけ」というイメージは大きな誤解です。
M8はM7の約32倍ものエネルギーを持っています。この対数スケールの特性を知っているかどうかが、地震情報を正しく解釈できるかどうかの分岐点です。
マグニチュードの規模別イメージ
| マグニチュード | 規模のイメージ | 代表的な地震 |
|---|---|---|
| M1〜M2 | ほとんど感じない微小地震 | 日本では1日数十回発生 |
| M3〜M4 | 震源が浅ければ揺れを感じる | 震度1〜2程度の揺れ |
| M5〜M6 | 中規模地震。被害が出ることも | 震度4〜5程度の揺れが想定される |
| M7 | 大地震。建物被害・土砂崩れ等 | 阪神淡路大震災:M7.3(1995年) |
| M8 | 巨大地震。広域に甚大な被害 | 熊本地震本震:M7.3(2016年) |
| M9以上 | 超巨大地震。歴史的大災害 | 東日本大震災:M9.0(2011年) |
観測史上最大のマグニチュードは、1960年のチリ地震のM9.5です。これを超える地震は記録上存在しません。
震度とは何か
震度とは、ある特定の場所での揺れの強さを示す数値です。同じ地震でも、観測する場所によって震度は異なります。
1つの地震に対して、震度は「1つの値」ではなく、全国各地の震度計が計測した複数の値が存在します。
気象庁のニュースで「最大震度6強を観測」という場合、「日本全体で観測された最も大きな震度の値が6強だった」という意味です。
日本の震度階級:10段階の詳細
日本の震度は0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10段階で表されます。1996年以前は「0〜7の8段階」でしたが、5と6をそれぞれ「弱・強」に分割して現在の10段階になりました。
| 震度 | 人の感覚 | 建物・周辺への影響 |
|---|---|---|
| 0 | 人は揺れを感じない | 地震計には記録される |
| 1 | 屋内でわずかな揺れを感じる人もいる | 特に影響なし |
| 2 | 屋内で多くの人が揺れを感じる | 電灯がわずかに揺れる |
| 3 | 屋内のほぼ全員が揺れを感じる。歩行中の人も感じる | 棚の食器が音を立てる |
| 4 | 多くの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとする | 棚の食器が転倒することがある・電線が大きく揺れる |
| 5弱 | 大半の人が恐怖を感じ、つかまりたいと思う | 重い家具が動く・窓ガラスが割れることがある |
| 5強 | 多くの人が行動に支障を感じる | 重い家具が倒れることがある・固定していないテレビが落ちる |
| 6弱 | 立っていることが困難 | 固定していない家具の多くが動く・ドアが開かなくなることがある |
| 6強 | 立っていられない・這わないと動けない | 固定していない家具のほとんどが移動・倒れる。耐震性の低い建物は倒壊 |
| 7 | 揺れで体が飛ばされることがある | 耐震性の高い建物でも傾くことがある。地割れ・山崩れ |
震度5弱を境に、「揺れを感じる」から「避難行動が必要なレベル」に変わります。震度6弱以上では、立っていることが困難になるため、机・テーブルの下への避難・頭部保護が最優先になります。
震度はどうやって計測するのか
1996年以前は、気象台の職員が地震計の記録を読んで人手で震度を判定していました。現在は全国約4,300点以上に設置された計測震度計が、地震動の加速度・周期を自動計測し、震度を算出しています。
計測震度は「加速度」「周期」「継続時間」を複合的に計算して求められます。単純に「揺れが大きければ震度が大きい」というわけではなく、長い周期でゆっくり大きく揺れる場合も高い震度値が出ることがあります。
なぜ同じ地震でも場所によって震度が違うのか
「震度はなぜ場所によって異なるのか?」という疑問を持つ方も多いです。震度が場所によって異なる主な理由は4つあります。
理由①:震源からの距離
地震のエネルギーは、震源から離れるにつれて弱まります。一般的に震源から遠い地点ほど震度は小さくなります。これは最も直感的に理解しやすい理由です。
ただし、後述の「地盤の違い」によって遠い場所でも強く揺れるケースがあります。
理由②:地盤の硬さ(地盤増幅)
地盤の種類によって、揺れの強さが大きく変わります。
硬い岩盤(岩石・岩盤)の上では揺れが小さく、柔らかい地盤(埋め立て地・沖積低地・砂質地盤)の上では揺れが増幅されます。
これを「地盤増幅」と呼びます。
同じ震源から同じ距離でも、硬い地盤の地域と埋め立て地では震度が1〜2異なることもあります。東京湾岸の埋め立て地・大阪の低地・名古屋の沖積平野などは地盤増幅が大きい地域として知られています。
理由③:震源の深さ
震源の深さも震度に大きく影響します。
震源が浅い地震(深さ10〜20km)は、震源真上の地表での揺れが非常に強くなります。一方、深い地震(深さ100km以上)は、遠くまで揺れが伝わりやすいですが、震源直上での揺れは比較的小さくなる場合があります。
「マグニチュードが小さくても震源が浅いと大きな被害が出る」ケースがあるのはこのためです。
理由④:震源断層のメカニズム(破壊方向)
断層が動く方向・破壊が進む方向によって、強いエネルギーが伝わりやすい方向が生じます。
断層破壊が進む方向(破壊前方)では揺れが強くなる「ドップラー効果的な増幅」が起きます。これを「指向性効果」と呼びます。
同じ距離でも、震源断層の破壊方向に当たる地域は、そうでない地域より震度が大きくなることがあります。
マグニチュードと震度の関係:なぜ「M7なのに震度3」が起きるのか
「マグニチュード7.0が発生したのに、東京の震度は3だった」というケースがあります。不思議に思う方も多いですが、これは理論的に正常な結果です。
マグニチュードは地震のエネルギーの総量を示しています。震度は「ある地点での揺れの強さ」です。震源が遠い・深い・地盤が硬い場合は、マグニチュードが大きくても、遠くの地点の震度は小さくなります。
逆に「M5.5なのに東京で震度5強」というケースもあります。震源が東京直下の非常に浅い場所(深さ数km)だった場合、小さなマグニチュードでも直上では強い揺れになります。
代表的な地震での比較
| 地震名 | マグニチュード | 最大震度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 阪神淡路大震災(1995年) | M7.3 | 震度7 | 震源が非常に浅く(約16km)、直下型。被害甚大 |
| 東日本大震災(2011年) | M9.0 | 震度7 | 震源が遠い海域・津波が主要因。M9でも最大震度は7 |
| 熊本地震本震(2016年) | M7.3 | 震度7 | 直下型・浅い震源で局地的に強烈な揺れ |
| 能登半島地震(2024年) | M7.6 | 震度7 | 浅い震源・石川県能登半島で甚大被害 |
| チリ地震(1960年) | M9.5(観測史上最大) | チリで最大震度に相当 | 遠く離れた日本にも津波が到達 |
東日本大震災はM9.0という超巨大地震でしたが、最大震度は7です。震源が海底の遠い場所(宮城県沖)だったため、陸上での揺れよりも津波が主要な被害原因となりました。
これはマグニチュードと震度の関係を理解する上で、非常に重要な実例です。
「震度」は日本独自の概念である
震度という概念・階級は、日本独自のものです。海外では一般的に震度階級は使われず、マグニチュードだけで地震の規模を伝えることが多いです。
ただし、一部の国・地域では「改正メルカリ震度階級(MMI)」という別の揺れの強さの表現方法が使われています。日本の震度と完全には対応しないため、海外地震のニュースを読む際は注意が必要です。
日本の震度階級は、計測技術の向上に合わせて改良が続けられており、現在の計測震度計による自動計測システムは世界的にも高い精度を誇ります。
震度とマグニチュードの「よくある誤解」を正す
誤解①「マグニチュードが大きい地震は必ず大きな被害が出る」
これは誤りです。
マグニチュードが大きくても、震源が深い・海域の遠い場所にある場合、陸上での揺れ(震度)は小さく、建物被害が少ないケースがあります。
M8クラスの遠海地震でも、陸上の震度が4程度にとどまることがあります。ただし、大きなマグニチュードの海域地震は津波のリスクがあるため、「揺れが小さい=安全」とはなりません。
誤解②「震度7が最大だから、それ以上の揺れはない」
震度7は日本の震度階級の最上位ですが、「震度7の中でも揺れの強さには幅があります」。震度7内でも、加速度が2,000ガル(cm/s²)を超えるような極めて激しい揺れも、基準を超えればすべて「震度7」です。
震度7という表示だけで揺れの強さをすべて語れるわけではなく、地震計の加速度データを確認することで実際の揺れの程度をより正確に把握できます。
誤解③「震度はマグニチュードから計算できる」
「マグニチュードがわかれば震度も計算できる」と思っている方がいますが、これは誤りです。震度は震源からの距離・地盤の性質・震源の深さ・断層の向きなど、複合的な要因によって決まります。
マグニチュードだけから特定地点の震度を正確に予測することはできません。気象庁が緊急地震速報でリアルタイムに予測するのは、観測データをもとにした複合計算によるものです。
誤解④「マグニチュード5.0と震度5は同じくらいの強さ」
偶然数字が同じになることはありますが、マグニチュード5.0と震度5はまったく異なる単位・意味です。
マグニチュード5.0は「地震のエネルギーがある規模」であること、震度5は「ある地点での揺れが5段階相当の強さ」であることを示します。両者に直接的な換算関係はありません。
緊急地震速報を正しく理解するためにも「震度」を知る
「緊急地震速報」が流れると、「最大震度〇〇と推定されます」というアナウンスが流れます。この震度の数値を理解していれば、どのレベルの避難行動が必要かを即座に判断できます。
| 予測震度 | 求められる行動 |
|---|---|
| 震度3以下 | 特別な行動は不要。揺れに備えて姿勢を低くする程度 |
| 震度4 | 落下物・転倒に注意。机の下に身を隠す準備をする |
| 震度5弱〜5強 | 机の下・頭部を守る行動を即座にとる。移動は揺れが収まってから |
| 震度6弱以上 | 頭部を守りその場に伏せる。揺れ収まり後すぐ出口確保・火の元確認 |
| 震度7 | 立っていられない。飛ばされないよう固定物につかまる。揺れ収まり次第即座に避難準備 |
緊急地震速報は主要動(S波)が到達する数秒前に発令されます。
「震度6以上の予測が出たら即座に机の下へ」というように、震度の数値と自分の行動を事前に紐づけておくことが命を守ります。
震度とマグニチュードを防災に活かす方法
ハザードマップで「予測震度」を確認する
国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、南海トラフ地震・首都直下地震などの想定地震での「予測震度マップ」を確認できます。
自宅周辺でどの程度の震度が想定されているかを把握しておくことで、「どのレベルの耐震対策が必要か」という判断基準ができます。
地盤の強さを調べる
「地盤サポートマップ」「地質情報ポータル」(国土地理院)などのサービスで、自宅周辺の地盤の強さを調べることができます。
地盤が軟弱な地域では、予想震度よりも実際の揺れが強くなる可能性があります。地盤改良・建物の耐震補強の必要性の判断材料になります。
「震度4以上で家具が転倒する」を基準に対策する
震度4〜5弱の段階で、固定していない家具・食器・テレビが転倒・落下し始めます。
日本で震度4以上の地震は年間100回以上発生しています。「震度4で家具が転倒しない状態」を目標に、今すぐ家具の固定・転倒防止対策をすることをおすすめします。
津波とマグニチュードの関係
マグニチュードと震度の違いを理解した上で、もうひとつ重要な知識があります。津波の危険性は震度ではなく、マグニチュードと震源の場所(海底か陸地か)で決まります。
震度が小さくても、マグニチュードが大きく震源が海底にある場合、大きな津波が発生することがあります。
東日本大震災では、東北太平洋沿岸の地震発生直後の震度は4〜5強の地域もありましたが、その後到達した津波は高さ10〜40mにおよびました。
「揺れが小さかったから津波も大丈夫」という判断は命取りになります。
海岸付近・低地に住む方は「震度に関係なく、長い揺れや遠地の大きな地震の後は即座に高台へ」という行動原則を持ってください。
よくある質問:マグニチュードと震度について
Q. マグニチュードと「リヒタースケール」は同じですか?
おおむね同じ概念ですが、厳密には異なります。リヒタースケールは1935年にリヒター博士が考案した最初の定量的マグニチュードスケールです。
現在は改良されたさまざまなマグニチュードスケール(気象庁マグニチュード・モーメントマグニチュードなど)が使われています。日本のニュースで「マグニチュード」という場合は、気象庁マグニチュード(Mj)が使われています。
Q. 震度0と震度1の違いは何ですか?
震度0は「地震計には記録されるが、人は揺れを感じない」レベルです。震度1は「屋内で静止している人の一部が揺れを感じる」レベルです。
体感としては、震度1は「微かに揺れた気がする」程度です。日本では1年間に震度1以上の地震が約2,000回発生しています。
Q. 「震度7」が出た場合、どう行動すればいいですか?
まず頭部を守り、その場に低く伏せてください。揺れが非常に激しいため、移動しようとすると転倒・怪我のリスクがあります。揺れが収まったら出口を確保し、ガスの元栓・火の元を確認してください。
その後、ヘルメット・防災手袋を着け、防災リュックを持って避難経路を確認しながら移動します。津波リスクがある沿岸部では、揺れが収まり次第即座に高台へ逃げてください。
Q. テレビで「震度〇」と言うのと、気象庁発表の震度は同じですか?
同じです。気象庁の発表をもとにメディアが報道しています。ただし、発表直後と数時間後で震度が更新されることがあります(精度向上のため)。速報値と確定値が異なることがあるため、重要な判断をする際は気象庁の公式サイト・アプリで最新情報を確認してください。
Q. 「震度速報」と「震源・震度情報」の違いは何ですか?
震度速報は地震発生後約1分30秒以内に発表される最初の情報で、震度3以上を観測した地域名・震度が含まれます。
震源・震度情報はその後(約3〜5分以内)に発表される詳細情報で、震源地・震源の深さ・マグニチュード・各地の震度が含まれます。緊急時は震度速報で状況把握し、震源・震度情報で詳細を確認するという順序で情報を受け取ってください。
まとめ:マグニチュードと震度の違いを3行で覚える
本記事の内容を3行でまとめます。
- マグニチュードは「地震そのもののエネルギーの大きさ」。1つの地震に1つだけの値
- 震度は「ある地点での揺れの強さ」。同じ地震でも場所ごとに異なる0〜7の10段階
- マグニチュードが1大きくなるとエネルギーは約32倍。震度は距離・地盤・深さで変わる
この3点を理解しているだけで、テレビ・スマートフォンから流れてくる地震情報の読み取り精度が大きく上がります。
そして、正確な情報の読み取りは、適切な避難判断に直結します。
ニュースで「M7.6、最大震度6強」という情報が流れてきたとき。「M7.6は阪神淡路大震災と同等クラスのエネルギー。震度6強の地域では立っていられない揺れが発生している」と即座に解釈できれば、必要な行動がはっきりと見えてきます。
知識は最大の防災グッズです。ぜひ今日学んだことを、家族にも伝えてください。

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