防災士の費用・助成制度・申し込み方法【2026年山形県版】自己負担を最小化する完全ガイド

防災士の費用・助成制度・申し込み方法【2026年山形県版】

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防災士の費用・助成制度・申し込み方法【2026年山形県版】自己負担を最小化する完全ガイド

【この記事の要約】
防災士の資格取得にかかる費用は一般的に約60,000〜70,000円ですが、山形県は全国的にも珍しい「県主催の防災士養成研修講座」を実施しており、受講料・試験料・登録料の合計がわずか12,000円で取得できる仕組みが整っています。さらに、山形県内の大学・短大に在学し教員免許取得を目指す学生を対象とした補助金制度(大学生等防災士資格取得補助金)も設けられており、対象者は実質0円での取得も可能です。また各市町村でも独自の助成制度を設けているケースがあります。2026年度の受講を検討している方は、山形県防災くらし安心部 防災危機管理課(電話:023-630-2255)またはお住まいの自治体防災担当窓口への確認を4〜5月中に行うことを強く推奨します。

防災士の資格を取りたいけれど、費用が高くて迷っている。山形県で助成制度はあるの?申し込みの手順はどうすればいい?

こうした疑問を持つ山形県在住の方に向けて、この記事を書いています。

防災士は、NPO法人日本防災士機構が認証する民間資格です。

地震・水害・大雪・土砂災害など多様な災害に備え、地域の防災リーダーとして活動できる知識と実践力を証明するものです。

山形県は日本海側に位置し、豪雪地帯として知られる地域です。

最上川流域の洪水・庄内地震など内陸直下型地震のリスク・豪雪による交通寸断・鳥海山や蔵王山の火山リスクと、複数の自然災害リスクを抱えています。

こうした地域特性を踏まえ、山形県は全国的にも先進的な防災士育成支援体制を整えています。

この記事では、防災士の資格取得にかかる費用の内訳・山形県独自の養成研修講座の仕組み・大学生向け補助金・市町村の助成制度・申請の流れ・試験の難易度を、NPO法人日本防災士機構・山形県庁・山形県内各自治体の公式情報をもとに詳しく解説します。

【この記事の信頼性について】
本記事はNPO法人日本防災士機構「防災士になるには」・防災士研修センター公式サイト・山形県庁(山形県防災くらし安心部 防災危機管理課)公式サイト・山形県内各自治体の公式情報・防災ベーシック編集部独自調査をもとに作成しました。助成制度の内容は年度ごとに変更・廃止される場合があります。必ずお住まいの自治体・山形県庁の最新情報をご確認ください。

目次

防災士とは:資格の概要と取得するメリット

防災士は、NPO法人日本防災士機構が認証する民間資格です。

2003年に創設されて以来、全国で累計25万人以上(2025年時点)が取得しています。

地域・職場・学校などさまざまな場で防災リーダーとして活動する人材を育成することを目的としています。

防災士を取得する主なメリットは以下の通りです。

  • 地震・水害・大雪・土砂災害などの自然災害に関する体系的な知識を習得できる
  • 避難誘導・応急救護・避難所運営など実践的なスキルを身につけられる
  • 地域の自主防災組織・防災訓練などで指導的な役割を担えるようになる
  • 資格が評価され、職場(消防・自治体・建設・医療・教育・観光業等)でのキャリアに活かせる
  • 更新不要の終身資格であり、一度取得すれば継続費用がかからない

山形県では豪雪・洪水・地震という複数の災害リスクに対応できる防災士の育成が、県全体の方針として積極的に進められています。

学校教育現場への防災教育普及という観点から、教員を目指す大学生の防災士取得支援も全国に先駆けて実施されています。

山形県の防災士費用が全国より圧倒的に安い理由

山形県は全国的にも非常に珍しい「県主催の防災士養成研修講座」を実施しています。

一般的に防災士研修センターなどで受講する場合、受講料だけで約53,000〜59,000円かかります。

しかし山形県主催の講座では、受講料・試験料・登録料の合計がわずか12,000円です。

その内訳は以下の通りです。

費用の種類 山形県主催講座の費用 一般研修機関の費用(参考)
防災士教本代 4,000円 教本代込みで約53,000〜59,000円
防災士資格取得試験受験料 3,000円 3,000円
防災士認証登録料 5,000円 5,000円
合計 12,000円 約61,000〜67,000円

一般研修機関と比較すると、山形県主催講座では約50,000円以上の費用を節約できます。

これは山形県が研修実施費用の大部分を県費で負担しているためです。

山形県在住であれば、まず山形県主催の防災士養成研修講座への申し込みを最優先で検討してください。

山形県防災士養成研修講座の詳細

山形県主催の防災士養成研修講座は、山形県防災くらし安心部 防災危機管理課が主管しています。

運営は特定非営利活動法人山形の公益活動を応援する会・アミルが担当しています。

受講料と内訳

1人あたりの受講料は12,000円です。

内訳は教本代4,000円・資格取得試験受験料3,000円・認証登録料5,000円となっています。

一般の研修機関と比べて大幅に低コストで受講できる、非常に恵まれた制度です。

申し込み方法

山形県防災士養成研修講座への申し込み方法は2種類あります。

1つ目は郵送による申し込みです。

受講申込書(様式1)を記入し、以下の提出先に郵送します。

提出先:〒990-0828 山形県山形市双葉町二丁目4-38 双葉中央ビル3階 特定非営利活動法人山形の公益活動を応援する会・アミル

企業等が一括して申し込む場合は、受講申込書(様式1)に受講申込者一覧(様式2)を添付します。

2つ目はやまがたe申請による申し込みです。

山形県電子申請サービス(やまがたe申請)から手続き名を検索して申し込みできます。

問い合わせ先は山形県防災くらし安心部 防災危機管理課 防災学習・防災DX推進室(電話:023-630-2255 / FAX:023-633-4711)です。

受講後の流れ

受講申し込み後、受講者には納付書および関係書類が送付されます。

期日までに受講料(12,000円)を納付してください。

納付後、防災士資格取得試験の受験に必要な書類を山形県防災危機管理課に提出します。

教本は入金確認後に配布されます。

書類の提出先は〒990-8570 山形県山形市松波二丁目8-1 山形県防災くらし安心部 防災危機管理課 防災学習・防災DX推進室です。

山形県の大学生等防災士資格取得補助金

山形県はさらに、大学生・短大生を対象とした補助金制度も設けています。

令和7年度(2025年度)の情報をもとに、2026年度も同様の制度が継続される可能性が高いため、詳しく紹介します。

制度の目的

この補助金は、地域防災の担い手の育成および子どもたちへの正しい防災知識の普及を促進するために設けられています。

将来の学校教育現場で防災教育を担う教員候補の人材に、防災士資格を取得してもらうことが目的です。

補助対象者の条件

以下の条件をすべて満たす方が対象となります。

  • 山形県内に在住していること
  • 大学(大学院を含む)または短期大学に在学していること
  • 山形県内の学校の教育職員を目指し、教員免許状を取得するための教育職員の養成課程を履修中または履修を完了していること

補助対象となる経費

令和7年度山形県防災士養成研修講座の受講にあたって支払う以下の経費が対象です。

  • 防災士教本代
  • 防災士資格取得試験受験料
  • 防災士認証登録料

振込手数料等は補助対象外です。

また山形県主催の防災士養成研修講座以外(他の機関が開催する研修講座等)は対象外となります。

補助金の申請方法

令和7年度の事例では、山形県防災士養成研修講座の受講申込時に補助金交付申請に必要な書類を添付して申請する方式でした。

申請はやまがたe申請から行います。

必要書類は以下の通りです。

  • 山形県大学生等防災士資格取得補助金交付申請書(規則別記様式第1号)
  • 在学証明書(交付申請日より3ヶ月以内に発行されたもの)
  • 教育職員の養成課程の履修等に関する状況報告書(別記様式)

認証登録後の実績報告

認証登録完了後、以下の書類を実績報告として提出する必要があります。

  • 山形県大学生等防災士資格取得補助金状況(または実績)報告書(規則別記様式第2号)
  • 防災士認証状または防災士証の写し
  • 令和7年度山形県防災士養成研修講座の修了証の写し
  • 補助対象経費の支払いを証明する書類の写し

2026年度の補助金詳細については、山形県防災くらし安心部 防災危機管理課(電話:023-630-2255)に直接確認することを強く推奨します。

山形県内の市町村による助成制度

山形県主催の低コスト講座に加えて、市町村が独自の助成制度を設けているケースもあります。

自治体独自の助成制度が適用されると、12,000円の受講料をさらに圧縮できる可能性があります。

【重要な注意事項】
以下の情報はNPO法人日本防災士機構の公式助成自治体一覧・防災士研修センターの公開情報・防災ベーシック編集部独自調査をもとにしています。助成制度の有無・内容・金額・条件は自治体によって異なり、年度ごとに変更・廃止される場合があります。必ずお住まいの自治体の最新情報を確認してください。

自治体名 助成の特徴・備考 問い合わせ先の目安
山形市 県庁所在地として山形県主催講座の会場にアクセスしやすい。市独自の助成制度の有無は市に要確認 山形市総務部危機管理課
鶴岡市 庄内地方最大の都市。日本防災士機構の助成自治体一覧への掲載状況・詳細は市に確認 鶴岡市総務部防災安全課
酒田市 庄内地方の主要都市。防災士育成への取り組み状況は市に確認 酒田市総務部防災対策課
新庄市 最上地方の中心都市。防災士育成への取り組み状況は市に確認 新庄市総務部防災安全課
寒河江市 日本防災士機構の公式助成自治体一覧に掲載実績あり。詳細は市に要確認 寒河江市総務部防災課
上山市 日本防災士機構の公式助成自治体一覧に掲載実績あり。詳細は市に要確認 上山市総務部危機管理課
村山市 日本防災士機構の公式助成自治体一覧に掲載実績あり。詳細は市に要確認 村山市総務部防災安全課
長井市 置賜地方の主要都市。防災士育成への取り組み状況は市に確認 長井市総務部防災安全課
天童市 日本防災士機構の公式助成自治体一覧に掲載実績あり。詳細は市に要確認 天童市総務部防災危機管理課
東根市 日本防災士機構の公式助成自治体一覧に掲載実績あり。詳細は市に要確認 東根市総務部防災安全課
尾花沢市 豪雪地帯として知られる最上地方の自治体。防災士育成への取り組み状況は市に確認 尾花沢市総務部防災安全課
南陽市 置賜地方の自治体。防災士育成への取り組み状況は市に確認 南陽市総務部危機管理課
その他の山形県内自治体 山辺町・中山町・河北町・西川町・朝日町・大江町・大石田町・金山町・最上町・舟形町・真室川町・大蔵村・鮭川村・戸沢村・高畠町・川西町・小国町・白鷹町・飯豊町・三川町・庄内町・遊佐町など、独自の助成制度を設けている可能性がある 各自治体の防災・危機管理担当窓口に直接お問い合わせください

一覧に含まれていない自治体でも、独自の助成制度を設けているケースがあります。

お住まいの市区町村の公式Webサイトで「防災士 助成」「防災士 補助金」と検索するか、防災担当課に直接電話することが最も確実な確認方法です。

助成制度を活用した防災士取得:STEP別完全ガイド

山形県の助成制度を活用して防災士資格を取得するための流れを詳しく解説します。

自治体によって手続きの順番が異なる場合があります。

以下はあくまで一般的な流れの目安であり、必ず事前に山形県庁・各自治体に確認してください。

STEP 1:山形県主催講座の情報と市町村の助成制度を確認する(4〜5月推奨)

まず、山形県防災くらし安心部 防災危機管理課の公式Webサイトで2026年度の防災士養成研修講座の開催日程・申し込み方法を確認します。

同時に、お住まいの市町村の防災担当窓口またはWebサイトで、市町村独自の助成制度の有無を確認します。

年度初め(4〜5月)に動き始めることで、定員オーバーによる機会損失を防げます。

確認すべき項目は以下の通りです。

  • 山形県主催講座の2026年度開催日程・定員
  • 市町村独自の助成制度の有無と補助金額
  • 市町村助成の申請タイミング(受講前か受講後か)
  • 市町村助成の対象者条件(推薦が必要かどうか)
  • 申請に必要な書類の種類

STEP 2:必要に応じて推薦を取得する

市町村の助成制度によっては、自主防災組織・自治会などの代表者による推薦書が必要な場合があります。

推薦書の作成には時間がかかる場合があるため、早めに依頼することが重要です。

まだ自主防災組織に加入していない方は、これをきっかけに地域の組織に参加することをおすすめします。

STEP 3:普通救命講習を受講する

防災士資格取得の要件として、普通救命講習(AED・心肺蘇生法)の修了証が必要です。

お住まいの地域の消防署では定期的に普通救命講習を無料で実施しています。

山形県内では山形市消防本部・鶴岡市消防本部・酒田地区広域行政組合消防本部など各消防機関が開催しており、消防署のWebサイトまたは電話で申し込み方法を確認できます。

研修本講座の受講前に修了証を取得しておくことで、その後の手続きがスムーズになります。

STEP 4:山形県防災士養成研修講座に申し込む

準備が整ったら、山形県防災士養成研修講座に申し込みます。

郵送またはやまがたe申請のどちらかの方法で申し込みができます。

申し込み後、受講者には納付書および関係書類が送付されます。

期日までに受講料(12,000円)を納付してください。

大学生等補助金の対象者は、受講申込時に補助金交付申請書も同時に提出します。

STEP 5:通信学習を完了し、会場研修に参加する

入金確認後、教本(防災士教本)が配布されます。

自宅での事前学習(通信学習)を行い、会場研修(2日間)に参加します。

会場研修では防災に関する講義・グループワーク・実習が行われます。

研修2日目の最終時間に、日本防災士機構主催の防災士資格取得試験が実施されます。

STEP 6:防災士試験に合格する

試験は50問・三択形式で、30問以上の正解(正答率60%以上)で合格です。

研修内容をしっかり学んでいれば十分合格できる難易度であり、合格率は約80〜90%と高水準です。

試験で不合格になった場合でも、追試験の機会があります。

STEP 7:認証登録申請を行う

試験合格後、NPO法人日本防災士機構に認証登録申請を行います。

山形県主催講座の場合、認証登録申請は日本防災士機構への申請を発注者(山形県)が代行する形式です。

登録が完了すると、防災士証(カード型)と防災士認証状(賞状型)が届き、正式に防災士として認定されます。

STEP 8:市町村助成金の申請書類を提出する(該当者のみ)

市町村の助成制度を利用する場合は、認証登録が完了したら速やかに市町村に申請書類を提出します。

主な必要書類の例は以下の通りです(市町村によって異なります)。

  • 助成金交付申請書(各自治体の様式)
  • 防災士認証状または防災士証の写し
  • 受講料・試験料・登録料の領収書の写し
  • 誓約書(様式が設けられている場合)
  • 推薦書(事前推薦が必要な場合)
  • 住民票(自治体によって要求される場合)

書類の提出期限は多くの自治体で年度末(3月31日)が設けられています。

書類審査・承認後、指定口座に助成金が振り込まれます。

助成制度を活用する際の重要な注意事項

注意①:受講前に事前申請・承認が必要な場合がある

市町村の助成制度によっては、研修受講後ではなく受講前の事前申請・承認が必要な場合があります。

事前申請なしに研修を受けてから申請しても、助成が受けられない可能性があります。

必ず最初に自治体に「いつ・どのタイミングで申請するか」を確認してください。

注意②:年度をまたぐと助成が受けられない場合がある

助成制度の対象期間は通常4月1日〜3月31日の1年度内です。

研修受講から認証登録申請・助成申請まで、すべての手続きを同一年度内に完了させる必要があります。

余裕を持って5〜9月頃に研修を受講し始めるスケジュールを組むことを強くおすすめします。

注意③:定員に達すると受付終了になる

山形県主催の防災士養成研修講座にも定員があります。

年度ごとの定員を超えた場合は受付終了になることがあります。

取得を検討しているなら、新年度が始まった4〜5月中に必ず山形県庁・自治体に問い合わせることが重要です。

注意④:対象は山形県主催講座に限定される場合がある

大学生等補助金については、山形県主催の防災士養成研修講座の受講に限定されています。

他の研修機関(防災士研修センター等)が主催する講座での受講は補助対象外となります。

必ず山形県主催の講座への申し込みを確認した上で動き始めてください。

注意⑤:制度の廃止・変更がある

助成制度は毎年度の自治体予算によって変更・廃止される場合があります。

本記事の情報は2025〜2026年度時点の情報をもとにしており、最新の状況と異なる可能性があります。

必ず山形県庁・お住まいの自治体の防災担当窓口またはWebサイトで最新情報を直接確認してください。

自分の状況に合った最適な取得方法を選ぶ

山形県在住者が防災士資格を取得する際の状況別の最適ルートをまとめます。

状況 推奨ルート 想定費用
一般の山形県在住者 山形県主催の防災士養成研修講座に申し込む 12,000円(+普通救命講習:無料)
山形県内の大学・短大に在学し教員免許取得を目指す学生 山形県主催講座に申し込み+大学生等補助金を同時申請 最大0円(補助金対象経費全額補助の場合)
市町村の助成制度対象者 山形県主催講座に申し込み+市町村助成金を申請 12,000円からさらに削減される可能性あり
山形県主催講座の定員を超えた場合 防災士研修センター等の一般研修機関に申し込む(事前に自治体の助成適用可否を確認) 約61,000〜67,000円(市町村助成が適用されれば削減可能)

防災士試験の難易度と合格のコツ

防災士の試験は、受験者の多くが合格できる難易度に設計されています。

合格率は全国平均で約80〜90%と高水準です。

項目 内容
問題形式 三択式50問
合格基準 50問中30問以上正解(正答率60%以上)
試験時間 60分
出題範囲 研修テキスト(防災士教本)および会場研修の内容全般
合格率 約80〜90%(年度・実施会場による)
不合格時 追試験の機会あり(機構が指定する試験会場で受験)

合格するためのコツは以下の通りです。

  • 通信学習(テキスト)の段階で事前課題に真剣に取り組む
  • 会場研修の講義に集中し、講師が強調するポイントをメモする
  • テキストの太字・図表・重要語句を重点的に復習する
  • 過去問題(研修機関から提供される場合あり)を繰り返し解く

研修内容をしっかり学べば、特別な試験対策は不要なレベルの難易度です。

あまり難易度を気にせず、まず申し込むことが最初の一歩です。

山形県特有の災害リスクと防災士が果たす役割

防災士の学習内容をより深く活かすために、山形県特有の災害リスクを理解しておくことが重要です。

豪雪・雪害リスク

山形県は日本有数の豪雪地帯です。

内陸部の山形市・新庄市・尾花沢市などでは毎年数メートルに及ぶ積雪が記録されます。

屋根からの落雪・雪下ろし中の転落・除雪中の心臓突然死・交通事故・孤立集落など、雪害による人的被害は年間を通じて山形県の主要な防災課題です。

防災士として雪害予防の知識を習得し、高齢者など除雪が困難な住民への支援体制を地域で構築することが重要な役割です。

最上川洪水リスク

最上川は山形県を代表する一級河川であり、流域面積は約7,000平方キロメートルに及びます。

2020年7月の令和2年7月豪雨では、最上川が氾濫し大江町・白鷹町・新庄市・最上町・戸沢村などで甚大な浸水被害が発生しました。

国土交通省の洪水浸水想定区域では、最上川流域の広範囲が対象となっており、洪水ハザードマップの読み方を習得して住民に伝える防災士の役割が重要です。

地震リスク(庄内平野東縁断層帯)

山形県には庄内平野東縁断層帯(主部)をはじめとした複数の活断層が存在します。

1894年の庄内地震(M7.0)では庄内平野で約726人が死亡した記録があります。

2019年6月には山形県沖を震源とするM6.7の地震が発生し、山形県・新潟県で震度6強を観測しました。

防災士として内陸・沿岸直下型地震の特徴・建物倒壊リスク・津波への備えを習得しておくことが求められます。

火山リスク(蔵王山・鳥海山)

山形県には活火山として蔵王山と鳥海山があります。

蔵王山は2015年に噴火警戒レベルが引き上げられた経験を持ち、お釜(火口湖)周辺での噴気活動が継続しています。

鳥海山は過去に大規模な山体崩壊・岩屑なだれを繰り返してきた火山であり、ハザードマップでは大規模噴火時の広域な影響が示されています。

防災士として火山防災の基礎知識・噴火警戒レベルの意味・火山灰への対応方法を地域住民に伝える役割があります。

土砂災害リスク

奥羽山脈・出羽山地・朝日山地など急峻な山地を持つ山形県は、豪雨・地震後の土砂災害リスクが高い地域です。

国土交通省の土砂災害警戒区域は県内各地に多数設定されています。

2020年7月豪雨では土砂崩れも各地で発生し、最上川流域の山間部集落で大きな被害が出ました。

よくある疑問:Q&A

Q. 山形県主催の防災士養成研修講座はどこで開催されますか?

山形市内を中心に開催されることが多いです。

庄内地方や置賜地方など、山形市から遠い地域の方でも参加できるよう、会場の設定に工夫がなされることがあります。

最新の開催情報は山形県防災くらし安心部 防災危機管理課(電話:023-630-2255)または山形県庁公式Webサイトで確認してください。

Q. 助成制度を使って取得した場合、地域活動への参加は義務ですか?

自治体によって条件が異なります。

多くの市町村では「取得後に地域の自主防災組織・防災活動に参加すること」を条件として設けています。

助成制度の趣旨は地域防災リーダーの育成です。

資格取得後は地域の防災訓練・避難所運営訓練・防災講演などに積極的に参加することが推奨されます。

Q. 防災士の資格は更新が必要ですか?費用はかかりますか?

防災士は更新不要の終身資格です。

一度取得すれば更新手続き・更新費用は一切かかりません。

ただし防災に関する知識・技術は常にアップデートされています。

資格取得後も最新の防災情報を継続的に学ぶ姿勢が、真の防災士としての資質を保つうえで重要です。

Q. 山形県防災士会に入会するメリットはありますか?

山形県防災士会(事務局:山形県山形市小白川町2丁目3番31号 山形県総合社会福祉センター内、電話:080-7884-3965)は、山形県内の防災士が連携して活動するためのネットワーク組織です。

入会することで県内の防災士同士のつながりを深め、最新の防災情報の共有・研修・連携活動に参加することができます。

防災士として地域に根付いた活動を行いたい方には、入会を検討する価値があります。

Q. 2026年度の山形県防災士養成研修講座の申し込みはいつ始まりますか?

例年、山形県防災士養成研修講座の募集案内は年度初め(4〜6月頃)に発表されます。

2026年度の詳細な日程・申込期間については、山形県防災くらし安心部 防災危機管理課(電話:023-630-2255)またはやまがたe申請(山形県電子申請サービス)で確認することを強く推奨します。

定員が限られているため、情報解禁と同時に速やかに申し込む準備をしておくことが重要です。

Q. 山形県外の研修機関で取得した場合も市町村の助成は受けられますか?

市町村によって対応が異なります。

山形県主催講座以外での取得でも助成を認める市町村もあれば、山形県主催講座のみを助成対象とする市町村もあります。

必ず研修申し込み前に、お住まいの市町村の防災担当窓口に確認してください。

助成制度を最大限に活用して防災士になろう

山形県在住者にとって、防災士資格の取得環境は全国的に見ても非常に恵まれています。

山形県主催の防災士養成研修講座を活用すれば、一般の研修機関と比べて約50,000円以上安い12,000円で取得できます。

教員を目指す大学生の場合は、大学生等補助金制度を活用することで実質0円での取得も可能です。

まず今日中に行動できることが1つあります。

山形県庁の公式Webサイトで2026年度の防災士養成研修講座の情報を確認するか、防災危機管理課(電話:023-630-2255)に電話するだけです。

その1本の電話・1回の検索が、数万円の節約と地域防災力向上への大きな一歩につながります。

山形県は豪雪・洪水・地震・火山・土砂災害という複合的な自然災害リスクを抱えています。

防災士として地域の安全を守る知識とスキルを習得した人材が増えることは、山形県全体の防災力の底上げに直結します。

助成制度を賢く活用して、2026年度に防災士資格取得の第一歩を踏み出してみてください。

今後も、各都道府県に特化した防災情報・助成制度情報を継続的にお届けします。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

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この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

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