ダイソーの防災グッズ レビュー【2026年版】実際に使って検証!おすすめ・微妙な商品を正直に評価

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ダイソーの防災グッズ レビュー【2026年版】実際に使って検証!おすすめ・微妙な商品を正直に評価

【この記事の要約】
ダイソーの防災グッズは2020年代以降に大幅に品揃えが充実しており、100〜550円で実用的な防災用品を揃えられるようになりました。特に優秀なカテゴリーは①非常用トイレ(10回分550円・凝固剤付きで実用的)、②アルミ保温ブランケット(110円・軍事用素材と同等の保温効果)、③固形燃料・ポケットストーブ(110〜330円・実用十分)、④ウエットティッシュ類(からだ拭き・歯磨きシート等・110円)です。一方で懐中電灯・ラジオ・モバイルバッテリーなど電子機器・信頼性が命取りになる商品は、ダイソー品だけでは品質面の不安が残ります。防災グッズの基本方針は命に直結する機器(ラジオ・ライト・モバイルバッテリー)は専門メーカー品に投資し、消耗品(トイレ・ウエットティッシュ・アルミシート等)はダイソーを活用するというメリハリのある使い方が最も賢い選択です。本記事では防災士の知識をもとに、ダイソーの防災グッズを実際に開封・使用した上で正直に評価します。

防災グッズの備えを始めようとしたとき、最初に思い浮かぶのがダイソーという方は多いはずです。

100円から揃えられるなら、まずダイソーで試してみたい。

そんな気持ちは非常に合理的です。

ただし防災グッズには命に直結するものが含まれます。

100円だから仕方ないで済まされない場面が、実際の災害時には起きます。

この記事では防災ベース管理人が実際にダイソーの防災グッズを購入・開封・使用した上で、正直な評価をお伝えします。

おすすめできる商品と、お金を出してでも専門メーカー品を選ぶべき商品を明確に分けて解説します。

【この記事を書いた人について】
本記事は防災ブログ「防災ベース」の管理人が執筆しています。防災グッズの実使用レビュー・比較検証を継続的に行っており、実際に商品を購入・開封・使用した経験をもとに評価しています。防災グッズの選び方については、消防庁・東京都・各自治体の防災ガイドラインを参照しています。掲載価格は取材時点のものであり、店舗・時期によって異なります。

目次

ダイソーの防災グッズの現状:2026年版

ダイソーの防災グッズコーナーは近年急速に充実しています。

2020年代以前は数種類の簡易的なアイテムが並ぶ程度でしたが、2023〜2026年現在は専用コーナーが設けられ、30〜50種類以上の防災関連商品が陳列されています。

ラインナップは大きく以下のカテゴリーに分かれています。

  • 照明・電源(懐中電灯・ランタン・充電器・乾電池)
  • 非常用トイレ(携帯トイレ・凝固剤・トイレ袋)
  • 保温・防寒(アルミブランケット・カイロ・ポンチョ)
  • 衛生用品(ウエットティッシュ・歯磨きシート・シャンプーシート)
  • 調理・加熱(固形燃料・ポケットストーブ・メスティン・カセットボンベ)
  • 水・食料(備蓄用パン・給水袋・浄水グッズ)
  • 避難用品(笛・反射テープ・救急セット・軍手)

商品の価格帯は110円・220円・330円・550円・770円と段階的に設定されており、以前の100円均一という印象からは変わりつつあります。

ただし専門メーカー品と比較して圧倒的にコストパフォーマンスが高い商品も多く存在します。

カテゴリー別レビュー:非常用トイレ

非常用トイレは防災グッズの中でも特に重要なカテゴリーです。

大規模地震の後は上下水道が数日〜数週間使えなくなることが多く、トイレ問題は在宅避難生活の最大のストレス要因の一つです。

非常用簡易トイレ 10セット入り(550円)

総合評価:★★★★☆(4/5) コスパ評価:◎ 優秀

ダイソーの非常用トイレの中で最も実用的な商品です。

10回分の使い捨てトイレセットが550円で手に入る点は非常にコストパフォーマンスが高いです。

内容物は専用袋・凝固剤・そのまま捨てられる処理袋のセット構成です。

実際に使用した感想

凝固剤の吸収速度は専門メーカー品(アスクル・ケンユー等)と比較すると若干遅いです。

ただし実用上問題ないレベルで吸収・凝固します。

袋のサイズは標準的な洋式トイレに取り付けやすい大きさです。

袋の厚みは専門メーカー品より薄めで、複数回の重ね使いに多少の不安が残ります。

改善点・注意点

  • 1人が3〜5日間避難生活を送る場合、1日4〜6回のトイレ利用として最低20〜30回分が必要。10回分では不十分なため、複数セットの備蓄が必要
  • 使用後の処理袋は自治体のルールに従って廃棄する。災害時は自治体の指示を確認すること
  • においの遮断性はやや弱い。においケア目的でジップロック等への入れ替えを推奨

結論:1人3〜5日分(20〜30回分)を備蓄するコストを考えると、ダイソー品(550円×2〜3セット)で十分に対応できます。まず備蓄を始めるという観点では非常にコスパが良い商品です。

携帯ミニトイレ(110円・単品)

総合評価:★★★☆☆(3/5) 持ち歩き用途に限定して◯

携帯用の単品トイレです。

防災袋・職場・車に1〜2個入れておく避難途中の緊急用として適しています。

凝固剤が同梱されている商品と凝固剤なしの商品があります。

購入時に凝固剤の有無を必ず確認してください。

在宅避難の備蓄メインとしてではなく、外出時の緊急用・車内用として1〜2個携帯する用途が最適です。

カテゴリー別レビュー:保温・防寒グッズ

緊急簡易ブランケット(アルミブランケット)(110円)

総合評価:★★★★★(5/5) ダイソーで最も買うべき防災グッズ

アルミブランケット(サバイバルブランケット・エマージェンシーブランケット)は、体から放射される熱を反射して保温する素材でできた薄型ブランケットです。

アメリカのNASAが宇宙飛行士の防寒・体温保持のために開発した素材が民間転用されたものです。

ダイソーの110円アルミブランケットは、専門メーカー品(500〜2,000円程度)とほぼ同等の保温性能を持ちます。

実際に使用した感想

体に巻き付けると数分で暖かさを感じます。

薄さ・軽さは専門メーカー品と遜色なく、コンパクトに折りたたんで防災袋に入れやすいサイズです。

音がやや大きい(アルミフィルムの音)のは専門メーカー品でも同様です。

耐久性は使い捨て1〜2回使用が限界です。

長期的な繰り返し使用は想定されていません。

活用法

  • 防災袋に最低2〜3枚入れておく(家族の人数分+予備)
  • 地震後の屋外避難・冬季の車中泊での防寒として使用
  • 傷病者の保温・ショック状態の方の体温保持にも有効
  • 反射面を外側にすると遮熱効果もあり、夏の日除けとしても使用できる

結論:防災袋に必ず入れるべき商品です。専門メーカー品を買う必要はなく、ダイソーの110円品で完全に代用できます。1人につき3〜5枚の備蓄を推奨します。

保温アルミポンチョ(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) ブランケットより使いやすい形状

アルミブランケットをポンチョ型に加工した商品です。

頭部を覆う形状のため、雨・風の中での移動時にアルミシートが体に固定されやすく、両手が自由になります。

避難移動中の防寒・防雨として、通常のアルミブランケットより実用的な場面があります。

雨具としての防水性はあくまでも緊急用レベルです。

長時間の雨天避難には防水性の高いレインウェアとの併用を推奨します。

使い捨てカイロ(各種・110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 冬季備蓄に有効

ダイソーの使い捨てカイロは貼るタイプ・貼らないタイプ・ミニサイズなど複数種類が販売されています。

専門メーカー品(ロッテ・桐灰等)と比較して発熱温度・持続時間がやや低め・短めですが、緊急時の体温維持用途としては十分な性能があります。

冬季の備蓄用として大量購入しておくには非常にコスパが良い商品です。

ただし有効期限(使用期限)が専門メーカー品より短い傾向があります。

購入後は使用期限を確認し、期限前にローリングストック(古いものから使い新しいものを補充する)を実施してください。

カテゴリー別レビュー:照明・電源グッズ

照明・電源グッズは停電時の生命線になります。

品質・信頼性が最も重要なカテゴリーでもあります。

災害備蓄用ライト72時間(220円)

総合評価:★★★☆☆(3/5) サブライト用途で◯・メインには不安

72時間(3日間)の長時間点灯を謳った備蓄用LEDライトです。

単4電池3本で動作し、省エネモードで72時間の連続点灯を実現しています。

実際に使用すると最大輝度での点灯時間は記載より短く、72時間は最も明るさを落とした省エネモードでの持続時間です。

正直な評価

明るさは生活動作(トイレ・食事・歩行)には十分な輝度です。

ただし作業・読書・地図の確認など細かい作業には不十分です。

220円の価格を考えると納得できる性能ですが、家族の命がかかった状況で頼りにするメインライトとしては不安が残ります。

防災袋のサブライト・子ども部屋の就寝灯・トイレ用途の固定灯として活用するのが最適です。

2WAYキャンピングライト(550円)

総合評価:★★★★☆(4/5) ダイソーのライトでは最上位の実用性

電池式のLEDランタンと懐中電灯の2WAY仕様です。

ランタンモードは室内全体を照らすのに十分な輝度があります。

フラッシュライトモードは屋外移動・暗い場所での作業にも使えます。

550円という価格はダイソー商品の中では高めですが、2WAY機能・輝度・使いやすさを考えるとコスパは悪くありません。

弱点

電池の消耗が比較的早いです。

専門メーカー品のLEDランタン(ジェントス・パナソニック等)と比較すると連続点灯時間が短いです。

予備電池の備蓄を多めに確保することで弱点を補えます。

リチャージブルCOBライト(330円)

総合評価:★★★☆☆(3/5) 充電式は災害時に要注意

USB充電式のCOBライトです。

日常使用では便利な充電式ですが、防災用途においてUSB充電式ライトには大きな弱点があります。

停電時にUSB充電できる電源がなければ使えないからです。

モバイルバッテリーを併用すれば問題ありませんが、モバイルバッテリー自体が充電切れになる可能性もあります。

防災袋のメインライトには乾電池式を選ぶことを強く推奨します。

充電式ライトは通常時のサブライトとして使用し、防災専用には別途乾電池式を備えてください。

緊急充電器(手回し・ソーラー発電機能なし・110円)

総合評価:★★☆☆☆(2/5) 正直おすすめしません

乾電池でスマートフォンを充電するタイプの緊急充電器です。

単3電池3〜4本でスマートフォンを数十%充電できる仕様です。

正直に言うと、この商品はおすすめできません。

充電効率が悪く、乾電池4本消費してスマートフォンを20〜30%しか充電できない場合があります。

災害時はスマートフォンの電力を最大限に大切にしたいため、充電効率が低い充電器は致命的な弱点になります。

スマートフォンの充電には、容量・効率・信頼性の高い専門メーカー品のモバイルバッテリー(Anker・CIO等の1万mAh以上のもの)への投資を強く推奨します。

カテゴリー別レビュー:衛生・清潔グッズ

衛生グッズは災害時の生活環境を保つために重要です。

断水時は水を使わない清潔維持が生活の質を大きく左右します。

からだ・おしり拭き(大判ウエットティッシュ)(110円)

総合評価:★★★★★(5/5) 断水時の必需品・大量備蓄推奨

断水時の体拭き・陰部清拭に使える大判ウエットティッシュです。

1パックに10〜20枚入りで110円という価格は断水時の衛生維持の備蓄として非常にコスパが高いです。

実際の使用感

シートの大きさは体全体を拭くのに十分なサイズです。

しっとり感・拭き取り力は専門メーカー品と比較しても遜色ありません。

アルコール不使用・低刺激タイプのものを選ぶことで高齢者・乳幼児・肌の弱い方にも使えます。

備蓄量の目安

1人1日3〜5枚使用として、3日分なら9〜15枚。

1パック(15〜20枚入り)を1人3〜5パック(3〜7日分)備蓄することを推奨します。

家族4人なら12〜20パック。

110円×20パック=2,200円で家族4人の1週間分の体拭き衛生用品を揃えられます。

歯磨きシート・指磨きシート(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 断水時の口腔ケアに有効

水・うがいなしで歯を磨ける使い捨てシートです。

指に巻き付けて歯・歯茎・舌を磨く仕組みです。

通常の歯磨きと同等の清潔感は得られませんが、断水時に口の中の細菌増殖を抑制し、口臭・歯周病予防として有効です。

避難所生活では口腔ケアが疎かになりやすく、それが高齢者の誤嚥性肺炎リスクを高めることが知られています。

高齢者のいる家庭では特に重要な備蓄品です。

シャンプーシート・ハンディシャンプー(110円)

総合評価:★★★☆☆(3/5) あると快適・なくてもよい

断水時に水不要で頭を洗えるシャンプーシートです。

頭皮の皮脂・汗・においを軽減し、長期の断水生活での精神的なストレスを和らげる効果があります。

通常のシャンプーと同等の清潔感は得られません。

ただし避難生活の快適性向上という観点では十分な価値があります。

必需品ではありませんが、余裕があれば防災袋に2〜3枚入れておくことを推奨します。

ノンアルコール除菌シート(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 断水時の手の衛生維持に必須

断水時は石けんと水での手洗いができません。

トイレ後・食事前の手の衛生維持のために除菌シート・除菌ジェルは必須アイテムです。

ダイソーのノンアルコール除菌シートは低刺激で乳幼児・高齢者にも使えます。

アルコール除菌ジェルと組み合わせることで、より確実な手指衛生が可能です。

カテゴリー別レビュー:調理・加熱グッズ

停電・ガス供給停止時の食事調理には固形燃料・カセットコンロ等の代替熱源が必要です。

固形燃料(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) コスパ最高・ポケットストーブとセットで使う

メタノール系の固形燃料です。

1個110円で3〜4個セットが入っています。

燃焼時間は1個あたり約25〜30分で、500mlの水を沸騰させる・即席ラーメンを調理するには十分な火力です。

ポケットストーブ(ダイソー330円)との組み合わせで手軽な調理が可能です。

使用上の注意点

  • 必ず換気の良い場所・屋外で使用する。密閉した室内での使用は一酸化炭素中毒のリスクがある
  • 固形燃料の保管は湿気・直射日光を避ける。湿気を吸うと火力が低下することがある
  • 着火には専用ライター・マッチが必要。防災袋にライターを合わせて備蓄する

ポケットストーブ(330円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 固形燃料との組み合わせで実用的な調理が可能

固形燃料・エスビット等を使用するコンパクトな折りたたみ式ストーブです。

330円という価格でコッヘル・メスティンを安定して置ける調理台として機能します。

専門アウトドアメーカー品(エスビット等・1,000〜3,000円程度)と機能的にほぼ同等です。

固形燃料(110円)と合わせた合計440円で最低限の加熱調理環境が整います。

モーリアンヒートパック(770円)

総合評価:★★★★★(5/5) 防災グッズとして革命的な商品

モーリアンヒートパックはダイソーが取り扱う防災グッズの中で最も画期的な商品の一つです。

水を注ぐだけで発熱(最高約98℃)し、市販のレトルト食品・缶詰・ご飯パックなどを温められる発熱袋です。

火・電気を使わずに食べ物を温められるため、屋内避難・就寝時・火気厳禁の避難所でも安全に使えます。

実際に使用した感想

レトルトカレー(200g)を約10分で食べごろの温度に温められました。

発熱袋への水の投入後、急速に温度が上がることを確認しました。

水の量・袋に入れる食品のサイズに注意が必要ですが、付属の説明書通りに使えば問題なく機能します。

770円という価格は高く感じるかもしれませんが、加熱専用の商品として非常に価値が高いです。

防災袋に3〜5セット入れることを強く推奨します。

カセットボンベ(165円)

総合評価:★★★★☆(4/5) カセットコンロ使用者には必須備蓄

カセットコンロ用のガスボンベです。

165円という価格は専門メーカー品(イワタニ等・200〜250円程度)より安く、コスパが良いです。

規格(ZVA30規格)は同一のため、メーカー問わずカセットコンロで使用できます。

ただし長期間保存した場合のガス漏れリスクについては専門メーカー品と比較したデータがないため、定期的な確認と交換を推奨します。

カセットコンロと合わせて最低15〜20本(3〜5日分)の備蓄を推奨します。

カテゴリー別レビュー:食料・水関連

ロングライフパン(110円)

総合評価:★★★☆☆(3/5) 手軽な備蓄食として◯・賞味期限に注意

常温で数か月〜1年程度保存できる長期保存パンです。

調理不要・そのまま食べられる点が避難生活での利便性を高めます。

味・食感は通常のパンとほぼ同様で食べやすいです。

ただし賞味期限が非常用食料としての専門メーカー品(3〜5年保存)と比べると短い傾向があります。

購入時に賞味期限を確認し、6か月〜1年ごとのローリングストックを前提とした備蓄計画を立ててください。

給水袋・非常用水袋(110〜220円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 断水時の給水活動に必須

断水時に給水車・給水所で水を受け取るための給水袋です。

折りたたんで収納できるタイプが主流で、防災袋の中でスペースを取りません。

容量は5〜10L程度のものが使いやすく、大きすぎると満水時に持ち運べない重さになります。

1人1日3L以上の飲料水が必要なため、家族4人なら1日12L以上。

複数の給水袋を準備しておくことで、給水車への繰り返しの往復を減らせます。

カテゴリー別レビュー:避難・安全グッズ

防災笛(ホイッスル)(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 絶対に防災袋に入れるべき商品

建物崩壊・がれきの下に閉じ込められた場合に救助を求めるための笛です。

笛の音は声よりも遠くまで届き、長時間出し続けることができます。

声を上げ続けると体力・酸素を消耗しますが、笛であれば最小限の力で継続的に音を出せます。

ダイソーの110円笛は実用上十分な音量(約100〜110dB程度)が確認できました。

防災袋・ランドセル・職場の引き出しに必ず1個入れておくことを強く推奨します。

軍手(110円)

総合評価:★★★★☆(4/5) 十分な実用性。ただし厚みに注意

地震後のがれき撤去・避難移動時の手の保護に不可欠なアイテムです。

ダイソーの軍手は薄手のものと厚手のものがあります。

防災用には厚手(破れにくい・釘・ガラス片への耐性が高い)を選んでください。

薄手の軍手はがれき撤去中に破れやすく、けがの原因になる可能性があります。

理想は踏み抜き防止インソール付き安全靴との組み合わせですが、まず軍手から備えるだけでも有効です。

反射テープ・蛍光テープ(110円)

総合評価:★★★☆☆(3/5) あると便利な補助グッズ

夜間の避難時に自分の存在を車・救助者に知らせるための反射テープです。

防災袋・リュックサックに貼り付けておくことで、暗い夜間の避難路で視認性が高まります。

メインの防災グッズではありませんが、費用対効果が高いためついでに購入しておくことを推奨します。

ダイソーで買わない方がよい防災グッズ

正直に言うと、ダイソーでは買うべきでない防災グッズも存在します。

以下のカテゴリーは品質・信頼性が命に直結するため、専門メーカー品への投資が必要です。

防災ラジオ(ダイソー品は避ける)

災害時のラジオは最も重要な情報収集手段の一つです。

停電・通信障害時にも確実に動作するラジオが必要です。

ダイソーの簡易ラジオは受信感度・耐久性・電池持続時間が専門メーカー品(ソニー・パナソニック・TECSUN等)に大きく劣ります。

受信できる周波数が限られていたり、ノイズが多くて聴き取りにくいケースがあります。

防災ラジオには5,000〜15,000円程度の専門メーカー品(手回し充電・太陽光充電・AM/FM/ワイドFM対応)への投資を強く推奨します。

モバイルバッテリー・充電器(ダイソー品は避ける)

スマートフォンは現代の防災において最重要な通信・情報ツールです。

そのスマートフォンの電力を確保するモバイルバッテリーの品質は極めて重要です。

ダイソーのモバイルバッテリー・充電器は容量・充電効率・耐久性が専門メーカー品に比べて著しく劣ります。

さらに低品質のリチウム電池製品は発火・爆発リスクがあります。

Anker・CIO・ソニー等の信頼性の高いメーカーの10,000mAh以上のモバイルバッテリーへの投資(3,000〜6,000円程度)は省かないでください。

救急セット・応急処置用品(品質確認が必要)

ダイソーにも救急セット・絆創膏・包帯等の応急処置用品が販売されています。

絆創膏・包帯・テープ類は軽微なけがの処置にはダイソー品でも対応できます。

ただし本格的な外傷・骨折・大きな傷の止血には専門メーカー品の圧迫止血パッド・三角巾・医療用テープが必要です。

日本赤十字社の市販救急セット(3,000〜5,000円程度)を基本セットとして備え、ダイソーの絆創膏・包帯で補完するという構成を推奨します。

ダイソーで揃えるべき防災グッズの優先順位

ダイソーで防災グッズを揃える際の優先順位を以下の表にまとめます。

優先度 商品 価格 おすすめ度
最優先 アルミブランケット(保温) 110円 ★★★★★
最優先 からだ拭きウエットティッシュ 110円 ★★★★★
最優先 非常用簡易トイレ10セット入り 550円 ★★★★☆
最優先 防災笛(ホイッスル) 110円 ★★★★☆
高優先 モーリアンヒートパック 770円 ★★★★★
高優先 固形燃料+ポケットストーブセット 440円 ★★★★☆
高優先 給水袋 110〜220円 ★★★★☆
高優先 使い捨てカイロ(冬季) 110円 ★★★★☆
高優先 歯磨きシート 110円 ★★★★☆
高優先 除菌シート・除菌ジェル 110円 ★★★★☆
中優先 2WAYキャンピングライト(サブライト用) 550円 ★★★★☆
中優先 軍手(厚手) 110円 ★★★★☆
中優先 カセットボンベ 165円 ★★★★☆
低優先 シャンプーシート(快適性向上) 110円 ★★★☆☆
低優先 ロングライフパン 110円 ★★★☆☆

専門メーカー品が必要な防災グッズ一覧

以下のカテゴリーはダイソーではなく専門メーカー品に投資することを推奨します。

カテゴリー 推奨するメーカー・商品例 予算目安 理由
防災ラジオ ソニー・パナソニック・AudioComm(手回し・太陽光充電対応) 5,000〜15,000円 受信感度・電源確保の信頼性が命取りになる
モバイルバッテリー Anker・CIO・ソニー(10,000mAh以上) 3,000〜6,000円 容量・充電効率・安全性(発火防止)が重要
メインライト ジェントス・パナソニック(乾電池式LEDランタン) 2,000〜5,000円 連続点灯時間・輝度の信頼性が重要
救急セット基本 日本赤十字社・ファーストエイドキット 3,000〜5,000円 外傷処置の品質・滅菌保証が重要
5年保存非常食 尾西食品・アルファ米・カロリーメイト(長期保存タイプ) 各400〜800円 ダイソー食品は保存期間が短い。長期備蓄には専門品が必要
飲料水備蓄 アルコール・防腐剤不使用の長期保存水(5〜10年保存) 1本150〜300円 ダイソーの飲料水はペットボトルで2年程度の保存期限

まとめ:ダイソー防災グッズの正しい使い方

ダイソーの防災グッズを賢く活用するための原則を最後に整理します。

ダイソーで揃えるべきもの:消耗品・補助グッズ

  • アルミブランケット・保温グッズ
  • ウエットティッシュ・衛生用品
  • 非常用トイレ(10回分セット)
  • 固形燃料・ポケットストーブ
  • 防災笛(ホイッスル)
  • モーリアンヒートパック
  • 給水袋・カセットボンベ

専門メーカー品に投資すべきもの:信頼性が命取りになる機器

  • 防災ラジオ
  • モバイルバッテリー・充電器
  • メインの懐中電灯・ランタン
  • 救急セット(本格的な外傷処置用)
  • 長期保存非常食・備蓄水

防災グッズへの支出を全額ダイソーで済ませようとするのは避けてください。

消耗品・補助グッズはダイソーで賢くコストを抑え、信頼性・品質が重要な機器・食料・水には適切な予算を投じることが最も賢い防災備蓄の戦略です。

まずはアルミブランケット・ウエットティッシュ・非常用トイレ・防災笛・固形燃料セットをダイソーで購入するところから始めてみてください。

これだけで1,000〜2,000円以内に収まり、防災備蓄の核となるアイテムを揃えることができます。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

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この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

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