非常食・防災食に栄養補助食品がおすすめな理由【2026年最新版】商品を徹底解説

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「非常食を揃えているのに、なんとなく不安が残る」

その不安の正体は、おそらく「栄養不足」への漠然とした心配です。

アルファ米・缶詰・レトルト食品を揃えれば「食べること」はできます。

しかし、避難生活における最大の課題は「食事の量」ではなく「栄養の質」です。

2024年の能登半島地震の被災地では、避難生活が長引くにつれてビタミン・ミネラル・タンパク質不足による体調悪化が多数報告されました。

食欲不振・便秘・免疫低下・筋力低下・精神的疲弊。

これらは「栄養の偏り」が原因で起こる症状です。

この問題を解決する切り札が「栄養補助食品」の備蓄です。

この記事では、管理栄養士の知見と防災備蓄の実践経験をもとに、非常食・防災食としての栄養補助食品を徹底的に解説します。

具体的なおすすめ商品とともに、災害時の栄養管理に今すぐ役立てられる情報をお届けします。

目次

災害時に起きる「栄養クライシス」とは

避難生活において、多くの人が経験する栄養問題は「栄養クライシス(栄養危機)」と呼ばれます。

過去の大規模災害のデータから、以下のことが分かっています。

避難生活中に起きる栄養の偏り

避難所では炭水化物(おにぎり・菓子パン・カップ麺)中心の食事になりがちです。

タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が慢性的に不足します。

東日本大震災・熊本地震・能登半島地震の被災地調査では、避難生活中の食事の栄養バランスが著しく乱れていたことが確認されています。

栄養不足が引き起こす具体的な問題

  • ビタミンC不足:免疫力の低下・傷の回復遅延・疲労感増大。避難所での感染症リスクが上昇する。
  • タンパク質不足:筋力低下・免疫機能低下・エコノミークラス症候群のリスク増大。特に高齢者・子どもに深刻な影響。
  • 鉄分不足:貧血・倦怠感・集中力低下。特に月経のある女性に顕著に現れる。
  • 食物繊維不足:便秘・腸内環境悪化。避難所での腹痛・体調不良の主要原因のひとつ。
  • カルシウム・マグネシウム不足:筋肉けいれん・骨折リスク増大・精神的不安定化。
  • 水分・電解質不足:脱水・熱中症・低体温症のリスク増大。特に乳幼児・高齢者に致命的なリスクとなる。

なぜ栄養補助食品が解決策になるのか

栄養補助食品は、コンパクトな形態で高い栄養素を凝縮した食品です。

重量・体積・調理の手間を最小限にしながら、不足しやすい栄養素を効率よく補給できます。

通常の非常食と組み合わせることで、栄養バランスを劇的に改善できます。

「食べられる量が少ない状況でも、必要な栄養素を確保できる」という特性が、非常食としての栄養補助食品の最大の価値です。

非常食に栄養補助食品を選ぶ際の5つの基準

栄養補助食品は種類が膨大なため、防災備蓄向けに適切なものを選ぶ基準を明確にしておく必要があります。

  • 保存期間が1年以上あるか:非常食として機能するには最低1年・理想は3〜5年以上の保存期間が必要。常温保存可能なものを選ぶ。
  • 調理・準備が不要か:「開けてそのまま食べる・飲む」ができることが必須条件。お湯・水が必要な商品は断水時に使えないリスクがある。
  • 栄養素の偏りを補えるか:炭水化物に偏りがちな避難食に対して、タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維のどれかを補えるものを選ぶ。
  • 食べやすい・飲みやすいか:食欲が落ちている状況・子ども・高齢者でも摂取しやすい形態・味のものを選ぶ。
  • コンパクト・軽量か:収納スペースが限られた防災袋に入れるため、コンパクト・軽量なものを優先する。

【カテゴリ①】プロテインバー・栄養バー おすすめ商品

プロテインバー・栄養バーは、非常食の中でも「最もコンパクトに栄養を摂れる食品」のひとつです。

タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれており、1本で食事の代替ができるほどの栄養密度を持つものもあります。

調理不要・常温保存・個包装という三拍子が揃った非常食として高評価を受けています。

  • 大塚製薬 SOYJOY(ソイジョイ)各種(30g × 10本セット):大豆まるごとの栄養素が凝縮された定番栄養バー。タンパク質・食物繊維・大豆イソフラボンが豊富。カロリー約150〜160kcal/本。常温保存・賞味期限約12か月。アーモンド&チョコ・ブルーベリー・ストロベリーなどフレーバーが豊富で、毎日ローリングストックしやすい。
  • 大塚製薬 カロリーメイト ブロック(各種フレーバー・8本セット):国民的栄養補助食品。1本100kcal・たんぱく質2.1g・炭水化物12.8gのバランス良い栄養構成。チーズ・フルーツ・チョコレート・プレーンの4フレーバーを組み合わせて備蓄すると飽きにくい。賞味期限は製造から約1年半。
  • グリコ バランスオン miniケーキ(各種):1個約130kcal・タンパク質10g超のチーズケーキ型プロテインバー。スイーツ感覚で食べられるため、食欲が落ちている状況でも摂取しやすい。常温保存で賞味期限は約1年。
  • DNS プロテインバー エクストラ(60g):タンパク質20g以上配合の高タンパクバー。避難生活中の筋力維持・免疫機能維持に重要なタンパク質を効率よく補給できる。常温保存対応。
  • ザバス(SAVAS)プロテインバー(各種):明治ブランドの信頼性の高いプロテインバー。タンパク質15〜20g配合。チョコレート系フレーバーが多く食べやすい。個包装で防災袋への収納が容易。
  • ビーレジェンド プロテインバー(40g):タンパク質15g配合・低カロリーなプロテインバー。コスパが高くまとめ買いに向いている。種類が豊富でローリングストックしやすい。
  • Clif Bar クリフバー(各種・68g):アウトドア・登山の現場でも高評価を得ている欧米の定番栄養バー。オーツ麦ベースでゆっくりとしたエネルギー放出が特徴。長時間の避難活動・徒歩移動時のエネルギー補給に最適。
  • グリコ POWER PRODUCTION エキストラ パワーバー(各種):アスリート向けに開発された高エネルギーバー。避難生活の運動不足状況でも摂取しやすいよう、低脂質・高炭水化物タイプを選ぶとよい。
  • 味の素 ウイダーinバー プロテイン(35g):森永製菓の定番プロテインバー。一本で10gのタンパク質補給が可能。チョコレート・ヨーグルト・ナッツ系フレーバーがありバリエーション豊か。常温保存・賞味期限12か月。

【カテゴリ②】ゼリー飲料・エネルギーゼリー おすすめ商品

ゼリー飲料は、固形物が食べにくい状況・水分補給と栄養補給を同時に行いたい状況で最大の力を発揮します。

高齢者・子ども・体調不良の方でも摂取しやすいゼリー状の食感が、非常食としての最大の強みです。

嚥下機能が低下した高齢者には特に重要なカテゴリです。

  • 森永製菓 inゼリー エネルギー(180g・各種フレーバー):10秒でエネルギー補給ができるゼリー飲料の定番品。1個180kcal。マスカット・白ぶどう・アップル・ピーチなどフレーバーが豊富。賞味期限は製造から約9か月。まとめ買いセットが経済的。
  • 森永製菓 inゼリー プロテイン(180g):タンパク質10g配合のエネルギーゼリー。ゼリー飲料でタンパク質を補給できる希少な商品。筋力維持・免疫機能維持に役立てる。
  • 森永製菓 inゼリー マルチビタミン(180g):11種類のビタミンを1本で補給できるビタミン特化型ゼリー。避難食で不足しがちなビタミンを効率よく補える最適なアイテム。
  • 大塚製薬 カロリーメイト ゼリー(215g):ブロックタイプと同等の栄養素を持つゼリー版カロリーメイト。アップル・フルーツ味で飲みやすい。固形物が食べにくい状況で特に役立つ。
  • グリコ パワープロダクション EXTG(ショット・179g):アスリート向けのエネルギー補給ゲル。素早いエネルギー補給が必要な徒歩避難時・救助活動時に適している。
  • キユーピー やさしいキューちゃん ゼリー飲料(各種):高齢者向けの補助食品シリーズから派生したゼリー飲料。嚥下補助特化のなめらかな食感が特徴。高齢者が家族にいる家庭に特におすすめ。
  • ポッカサッポロ じっくりコトコト こんな夜に スープゼリー(各種):スープ仕立てのゼリー飲料。温めても冷やしても食べられる。コーン・かぼちゃなど野菜系フレーバーがありビタミン補給も期待できる。
  • ネスレ リソース ハイプロテイン(125ml):高齢者・入院患者向けの医療用栄養補助飲料。1本で高タンパク質・高カロリーを補給できる。要介護・虚弱体質の高齢者が家族にいる場合の備蓄に最適。

【カテゴリ③】総合栄養食品・完全栄養食品 おすすめ商品

近年急速に普及している「完全栄養食品」は、1食で必要な栄養素のほぼすべてを摂取できる革新的な食品カテゴリです。

非常食として最も理想的な「少量でバランスよく栄養が摂れる」という条件を満たした製品が増えています。

  • BASE FOOD ベースブレッド(各種・1袋2個入り):1食2個で栄養素等表示基準値の1/3以上をカバーする完全栄養パン。26種のビタミン・ミネラル・タンパク質・食物繊維が凝縮。常温保存で賞味期限は約1か月(製造から)。食べ慣れるために日常から週2〜3回食べることが推奨される。
  • 完全栄養食 COMP GRAIN(コンプグレイン・各種):必須栄養素33種類を1食で補給できる完全栄養食。バー・パウダー・クッキータイプがあり非常袋への収納形態を選べる。賞味期限は1年以上。
  • Huel(ヒュール)Black Edition(粉末・900g):イギリス発の完全栄養食粉末。タンパク質40g以上配合の高タンパクタイプ。水に混ぜるだけで食事代替になる。賞味期限1年以上。
  • グリコ パーフェクトフォーム(各種):グリコが展開する高タンパク・マルチビタミン配合の食品シリーズ。チョコレート・バニラ系フレーバーで食べやすい。日常的に食べながら備蓄できる。
  • 大塚製薬 エネルゲン(粉末タイプ・1L用 × 10袋):スポーツ時のエネルギー・電解質補給専用飲料。炭水化物・ナトリウム・カリウムをバランスよく含む。水に溶かすだけで完成。長時間の避難活動での体力消耗を防ぐ。

【カテゴリ④】ビタミン・ミネラル補給食品 おすすめ商品

避難生活では野菜・果物の摂取がほぼゼロになるため、ビタミン・ミネラルが急激に不足します。

この問題を食品レベルで解決できるカテゴリです。

野菜・果物系補助食品

  • カゴメ 野菜生活100 オリジナル(200ml × 24本):1本で1日分の野菜(350g相当)が摂れる定番野菜ジュース。ビタミンA・C・カリウムが豊富。常温保存・賞味期限は製造から約1年。まとめ買いでローリングストックに最適。
  • カゴメ 野菜一日これ一本(195g × 30本):1本で1日分の野菜が摂れる高濃縮野菜ジュース。ブリックパックで軽量・コンパクトに収納できる。
  • 伊藤園 1日分の野菜(200ml × 24本):野菜の栄養素を低温製法で抽出した野菜ジュース。トマトベースで飲みやすい。電子レンジで温めてスープとしても活用できる。
  • コカ・コーラ ミニッツメイド 朝の健康果実(195ml × 24本):果汁100%ジュース。ビタミンC補給とともに精神的な満足感を与える。子どもがいる家庭の非常食として特に有効。
  • ドライフルーツ ミックス(レーズン・クランベリー・マンゴー・200g):天然の食物繊維・ビタミン・鉄分・カリウムが凝縮したドライフルーツ。保存期間6か月〜1年以上。そのまま食べられ、調理にも使える汎用性の高い非常食。
  • サンスウィート プルーン(袋タイプ・各種):鉄分・食物繊維・ビタミンKが豊富なプルーン。便秘対策・貧血予防として避難生活での摂取価値が高い。個包装タイプは配分しやすい。
  • 有機ドライマンゴー(無添加・砂糖不使用タイプ):ビタミンA・ビタミンCが豊富なドライフルーツ。甘みがあり食欲が落ちている状況でも食べやすい。

ビタミン強化食品

  • アサヒ スーパービール酵母 Z(錠剤・300粒):ビタミンB群・ミネラル・アミノ酸が豊富なビール酵母サプリ。食品由来の栄養素なので体への吸収がよい。錠剤タイプでコンパクト収納が可能。
  • ディアナチュラ マルチビタミン&ミネラル(360粒):1粒で17種類のビタミン・ミネラルを補給できるコスパ最強のマルチビタミン。コンパクトなボトルで非常袋の省スペース化に貢献。賞味期限は製造から3年程度。
  • DHC マルチビタミン(60日分):天然ビタミンE・ベータカロテン・ビタミンC・B群などを含む定番マルチビタミン。小粒で飲みやすい。日常服用しながら備蓄する「ローリングストック型サプリ」として最適。
  • ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル(200粒):大塚製薬が展開するアメリカ品質のマルチビタミン。23種類の栄養素を配合。コスパが高くまとめ買いに向く。

【カテゴリ⑤】タンパク質強化食品 おすすめ商品

タンパク質は筋肉・免疫機能・傷の修復に不可欠な栄養素です。

避難生活では最も不足しやすい栄養素のひとつでもあります。

食品からも補給できるよう、タンパク質が豊富な食品を備蓄しましょう。

  • アサヒグループ食品 1本満足バー プロテイン チョコ(40g × 9本):1本でタンパク質15g補給できる本格派プロテインバー。チョコレート・ストロベリー・ヨーグルトなど複数フレーバーがある。賞味期限は製造から約6〜9か月。ローリングストックに向いた定番品。
  • ブルボン プロテインバー(各種・40g):コスパが高い国産のプロテインバー。スーパー・コンビニでも購入できるため補充が容易。個包装でまとめ買いしやすい。
  • ジャーキー(ビーフジャーキー・チキンジャーキー各種):乾燥肉のジャーキーは保存性が高く・高タンパク・低炭水化物の理想的な非常食たんぱく源。賞味期限は製品によって異なるが、個包装タイプは1年以上のものが多い。
  • ニップン 魚肉ソーセージ(大容量パック):魚由来のタンパク質・DHA・EPAが豊富な魚肉ソーセージ。常温保存・食べ応えがあり子どもにも人気。個包装で賞味期限は2〜3か月のものが多い。ローリングストックの定番品。
  • 炒り大豆・素煎り大豆(個包装・各種):タンパク質・食物繊維・カルシウム・鉄分が豊富な大豆食品。そのまま食べられ・保存性も高い。ビタミン・ミネラル補給も兼ねる優秀な非常食スナック。
  • ナッツ類(ミックスナッツ・アーモンド・クルミ各種):高タンパク・高脂質・ビタミンEが豊富なナッツ類。少量でカロリーが高く、非常時のエネルギー密度が高い食品として重宝される。個包装の小分けタイプが配分・管理しやすい。
  • ザバス MILK PROTEIN(脂肪0・200ml × 24本):明治が展開する牛乳由来のプロテイン飲料。1本でタンパク質15g・カルシウム・ビタミンDを補給できる。賞味期限は製造から約30日のため、ローリングストック前提で使用する。
  • 森永乳業 タニタ食堂監修 プロテインヨーグルト(ドリンクタイプ):飲むヨーグルトタイプの高タンパク飲料。腸内環境改善・タンパク質補給を同時に実現できる。賞味期限が短いためローリングストック専用。

【カテゴリ⑥】電解質・水分補給食品 おすすめ商品

大量発汗・下痢・嘔吐・断水による水分不足は、脱水症状・熱中症・低ナトリウム血症などの深刻な事態を引き起こします。

水分だけでなく電解質(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)を同時に補給できる食品が重要です。

  • 大塚製薬 OS-1(経口補水液・500ml × 24本):医療グレードの経口補水液。脱水症・熱中症・下痢・嘔吐後の水分・電解質回復に最も効果的。塩分と糖分のバランスが腸からの吸収に最適化されている。常温保存・賞味期限は製造から1年。発災後に最初に使うべき飲料のひとつ。
  • 大塚製薬 OS-1 ゼリー(200g):固形物が食べられない・飲みこむ力が低下した高齢者に特に向いているゼリータイプの経口補水液。同等の補水効果を持ちながら誤嚥リスクが低い。
  • ポカリスエット 粉末スティック(1L用 × 10袋):水に溶かすだけで作れる電解質飲料。液体ボトルより軽量・省スペースで大量備蓄が可能。熱中症・体調不良時の水分補給に使う。
  • アクエリアス 粉末スティック(500ml用 × 5袋):コカ・コーラ製の定番スポーツドリンク粉末。フルーティーな風味で子どもにも飲みやすい。電解質補給の日常使いにも向いている。
  • 大塚製薬 ポカリスエット ペットボトル(500ml × 24本):電解質バランスが優れた定番スポーツドリンク。常温保存で賞味期限は製造から1年。まとめ買いでローリングストックに向いている。
  • カンロ 塩レモンのど飴(88g × 6袋):塩分とビタミンCを同時補給できる飴。夏場の熱中症対策・塩分補給に使いやすい。のどの痛み・乾燥ケアも兼ねる。コンパクトで防災袋への収納が容易。
  • 大塚製薬 塩分プラス(タブレット・63g):スポーツ・発汗時の塩分補給専用タブレット。汗とともに失われるナトリウム・カリウムを素早く補給できる。無糖タイプで糖質制限中の方にも使いやすい。

【カテゴリ⑦】腸内環境・整腸食品 おすすめ商品

避難生活での食事変化・ストレス・運動不足は、腸内環境を急速に悪化させます。

便秘・下痢・腹部膨満感は避難所での生活の質を著しく低下させます。

腸内環境を整える食品の備蓄は、見過ごされがちですが非常に重要なカテゴリです。

  • 明治 R-1ヨーグルト ドリンクタイプ(112ml × 12本):免疫機能向上に実績のある乳酸菌1073R-1配合のドリンクヨーグルト。賞味期限が短いためローリングストック前提。感染症が蔓延しやすい避難所での免疫維持に特に有効。
  • カルビー グラノーラ(フルグラ・800g):食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富なグラノーラ。牛乳なしでもそのまま食べられる。消化を助ける食物繊維が便秘対策に有効。賞味期限は製造から約6〜9か月。
  • 大塚製薬 ネイチャーメイド 食物繊維(60日分):水溶性食物繊維(イヌリン)配合のサプリ。避難食で不足する食物繊維を錠剤で補給できる。腸内環境の悪化を防ぎ便秘を予防する。賞味期限は製造から3年程度。
  • 大正製薬 新ビオフェルミンS(540錠):3種の乳酸菌配合の定番整腸剤。腸内フローラのバランスを整え、下痢・便秘の両方に対応する。医薬部外品として信頼性が高い。常温保存・賞味期限3年。
  • アサヒグループ食品 クリーンフロラ(乳酸菌・30包):生きた乳酸菌を腸まで届けることに特化した食品。粉末タイプで水・飲料に溶かして摂取できる。避難生活での腸内環境悪化対策として優秀。

【カテゴリ⑧】特定目的別 栄養補助食品

家族の健康状態・年齢・性別に合わせた特定目的の栄養補助食品も備蓄しておきましょう。

乳幼児向け栄養補助食品

  • グリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク(液体ミルク・125ml):常温保存・調乳不要の液体ミルク。乳児の完全栄養食として最優先で備蓄する。
  • 森永乳業 たっち(フォローアップミルク・大缶):1歳以上の幼児の鉄分・カルシウム・DHA補給に対応したフォローアップミルク。離乳完了後も栄養補完に役立てる。
  • 和光堂 はっぴーすくすく シリーズ(幼児向け栄養強化食品):1〜3歳の幼児向けに不足しがちな栄養素を強化した食品シリーズ。ビスケット・スナック状で食べやすい。

高齢者向け栄養補助食品

  • テルモ テルミールミニ(125ml):1本200kcal・高タンパク質の介護・高齢者向け栄養補助飲料。食事量が少ない・消化機能が低下した高齢者の栄養補給に最適。
  • 明治 メイバランスMini(125ml × 24本):高齢者向けに設計された高カロリー・高タンパクの栄養補助飲料。1本200kcal以上・タンパク質7.5g以上。飲みやすいサイズで避難生活でも使いやすい。
  • クリニコ エンジョイ小さなジュース(100ml):100mlで200kcalという超高濃度カロリーの栄養補助飲料。食欲が極端に落ちた高齢者でも一口から栄養補給できる。

女性向け栄養補助食品

  • ファンケル 鉄・葉酸(30日分):女性に不足しがちな鉄分と葉酸をコンパクトに補給できるサプリ。月経・妊娠中の女性の鉄欠乏性貧血予防に重要。賞味期限は製造から3年程度。
  • 大塚製薬 ネイチャーメイド 葉酸(90日分):妊娠中・妊娠を希望する女性に必要な葉酸のサプリ。コンパクトなボトルで防災袋への収納が容易。

栄養補助食品の備蓄量と管理方法

栄養補助食品をどれくらい備蓄すればよいか、具体的な目安を示します。

備蓄量の考え方

  • 72時間(3日間)分を最優先:避難から72時間は外部からの支援が届きにくい時間帯。この期間をカバーする栄養補助食品を最優先で準備する。
  • プロテインバー:1人あたり1日2〜3本 × 7日 = 14〜21本を目安に備蓄する。
  • ゼリー飲料:1人あたり1日1〜2本 × 7日 = 7〜14本を目安。
  • マルチビタミン:1人1日1〜2粒 × 30日分 = 30〜60粒を最低限備蓄。1ボトル(60日分程度)を家族人数分準備すると余裕がある。
  • 経口補水液:1人あたり1〜2本 × 7日 = 7〜14本。特に夏季・乳幼児・高齢者がいる家庭は多めに備蓄する。

ローリングストックの実践方法

栄養補助食品の多くは賞味期限が6か月〜1年程度のものが多いです。

専用非常食と異なり、日常的に消費しながら補充するローリングストック法が最も適しています。

  • 月1回の補充サイクルを作る:月末にカゴメ野菜生活・プロテインバー・ゼリー飲料を1〜2箱まとめ買いし、古いものを日常消費しながら補充する。
  • キッチン・食品棚に「防災コーナー」を設ける:専用の棚・コーナーを設けることで在庫の視認性が上がり管理が容易になる。
  • スマートフォンのカレンダーに補充リマインダーを設定:3か月ごとに補充・確認のリマインダーを設定することで在庫切れを防ぐ。

栄養補助食品を非常食に使う際の注意点

栄養補助食品を防災備蓄として使う場合に注意すべきことがあります。

  • 主食の代替にはならない:栄養補助食品はあくまで「補助」。主食(アルファ米・缶詰・乾麺)と組み合わせて使うことが前提。栄養補助食品だけでの生活は長期間は困難。
  • アレルギー・持病への配慮:ナッツ類・乳製品・大豆などアレルゲンを含む製品が多い。家族のアレルギー情報に合わせて商品を選ぶ。糖尿病・腎臓病の方は医師に相談のうえで適切な製品を選択する。
  • 子どもへのサプリメント使用は慎重に:成人向けサプリメントを子どもが摂取すると過剰摂取のリスクがある。子ども用に設計された製品を使うか、医師・薬剤師に相談する。
  • 高温保存による品質劣化に注意:ゼリー飲料・プロテインバーは夏場の高温で変質・溶解するものがある。玄関クローゼット・押し入れの上段など、比較的温度が安定した場所に保管する。

栄養補助食品を組み合わせた1日の非常食メニュー例

実際に栄養補助食品を非常食として使う際のイメージを具体的に示します。

成人1人・1日分のメニュー例(カロリー約1,800kcal想定)

  • 朝食:アルファ米 白飯(100g・約340kcal)+ カゴメ野菜生活100(200ml・約70kcal)+ マルチビタミンサプリ(1粒)
  • 昼食:乾麺うどん(100g・約340kcal)+ ツナ缶(70g・約120kcal)+ inゼリー マルチビタミン(1本・約176kcal)
  • 夕食:缶詰(サバ缶・190g・約250kcal)+ アルファ米 チキンライス(100g・約350kcal)
  • 補食①:カロリーメイト ブロック(2本・200kcal)
  • 補食②:ミックスナッツ(30g・約180kcal)
  • 水分:OS-1(500ml)+ 保存水(1L以上)

上記のメニューで、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維・電解質をバランスよく補給することができます。

非常食の準備は「量を揃えること」から始まります。

しかし次のステップは「質を整えること」です。

栄養補助食品を防災備蓄に加えることは、数千円の投資で家族の健康リスクを大幅に減らすことができる最もコストパフォーマンスの高い防災行動のひとつです。

今日から少しずつ、いつもの買い物に栄養補助食品を1つ追加することから始めましょう。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

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この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

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