洪水に備える防災グッズ完全リスト【2026年最新版】浸水・避難・停電対策のおすすめアイテムを徹底解説

※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

洪水に備える防災グッズ完全リスト【2026年最新版】浸水・避難・停電対策のおすすめアイテムを徹底解説

洪水は日本で最も発生頻度の高い自然災害のひとつです。

近年は線状降水帯・ゲリラ豪雨・台風の大型化により、「かつて洪水が起きなかった地域」でも被害が報告されています。

しかし、実際に洪水に備えた防災グッズを揃えている家庭はまだ少ないのが現状です。「地震の防災グッズは揃えたが、洪水専用の備えは何もしていない」という方も多いのではないでしょうか。

洪水対策の防災グッズは「地震対策」とは異なる視点が必要です。

  • ①浸水を防ぐ
  • ②安全に避難する
  • ③停電に備える
  • ④浸水後の後片付けをする

この4つの場面ごとに必要なグッズが異なります。この記事では、以下の内容を国土交通省・内閣府・東京消防庁の資料をもとに徹底解説します。

  • 洪水対策グッズが「地震対策」と異なる理由
  • 浸水を防ぐグッズ(止水板・水嚢・防水テープ)
  • 安全に避難するためのグッズ(防水バッグ・長靴・ライフジャケット)
  • 非常持ち出し袋の中身チェックリスト(洪水版)
  • 停電・断水に備えるグッズ(ポータブル電源・非常食・保存水)
  • 浸水後の後片付け・衛生対策グッズ
  • 情報収集に必要なグッズ
  • 車内に備えておくべきグッズ
  • 優先的に揃えるべきグッズの順番

【情報の出典について】
本記事は国土交通省「水害から身を守るために」・内閣府「避難情報に関するガイドライン」・東京消防庁「水害・浸水対策」・消費者庁「防災グッズに関する情報」等の公的資料および防災ベース編集部の調査にもとづいています。商品の仕様・価格は変動します。購入前に各メーカー・販売店の最新情報をご確認ください。

目次

洪水対策グッズが「地震対策」と異なる理由

地震対策では「家具の固定・非常食の備蓄・避難リュックの準備」が中心です。洪水対策ではこれらに加えて「水を防ぐ・水から身を守る」という視点が必要になります。

洪水特有の4つの危険

  • 浸水:水が家の中に入ってくることで家財・建物が損傷し、命に関わる危険がある
  • 感電・漏電:浸水した水は電気が流れる危険がある。電気系統への浸水で感電リスクが高まる
  • 汚染水:洪水の水は下水・土砂・化学物質が混入した汚染水であることが多い。素肌への接触は感染症リスクがある
  • 長期停電・断水:洪水被害はインフラの復旧に時間がかかることが多く、停電・断水が数日〜数週間続くことがある

これらの洪水特有のリスクに対応するグッズを、地震対策グッズに「プラスして」揃えることが重要です。

カテゴリ①:浸水を「防ぐ」グッズ

洪水対策で最初に考えるべきが「水を家の中に入れない」対策です。完全に水をシャットアウトすることは難しいですが、浸水を遅らせる・最小限にするだけで被害を大幅に減らせます。

止水板(しすいばん)

止水板は玄関・勝手口・ガレージの入口などに設置して、外からの水の侵入を防ぐアイテムです。木製・アルミ製・樹脂製など様々な素材のものがあります。

簡易タイプはホームセンター・ECサイトで入手でき、工具なしで設置できる製品も増えています。

文化シヤッター 簡易止水板「止水くん」

文化シヤッターはシャッター・ドア専門の老舗メーカーです。「止水くん」シリーズは工具不要で設置できる簡易止水板です。

軽量で収納しやすく、一人で設置できるため一般家庭向けに人気があります。

アルミ製組み立て式止水板

アルミ製の止水板はスチール製より軽く・錆びにくい特徴があります。幅・高さを調整できる組み立て式タイプは、様々な開口部のサイズに対応できます。

浸水深30〜50cmまでの浸水を防ぐ製品が多く揃っています。

水嚢(みずのう)・土嚢(どのう)

水嚢は「水を入れることで重さと体積を作り出す」簡易止水グッズです。土嚢と違って砂を用意する必要がなく、使う時に水を入れるだけなので保管・収納が簡単です。

防災用水嚢(みずのう)袋セット

専用の水嚢袋は吸水ポリマーを内蔵したタイプと、単純に水を入れて使うタイプがあります。吸水ポリマー入りの水嚢は水を吸うと膨らみ・重くなるため、玄関前の隙間をふさぐのに効果的です。

10〜20枚セットで販売されているものが多く、複数箇所の止水に使えます。

繰り返し使える土嚢袋(麻袋・PP袋)

砂・土を自分で詰める土嚢袋は、砂さえ確保できれば最も確実な止水手段です。PP製(ポリプロピレン製)の土嚢袋は耐久性が高く繰り返し使用できます。事前に砂を入れた土嚢を数袋用意しておくと、緊急時にすぐ設置できます。

防水・隙間ふさぎテープ

玄関ドア・窓の隙間・エアコンの配管穴などの小さな隙間から浸水することがあります。防水テープ・養生テープで隙間をふさぐことで、浸水を遅らせる効果があります。

ニトムズ 防水・防湿テープ(強力タイプ)

ニトムズの防水テープは家庭のあらゆる隙間ふさぎに使えます。幅広タイプはドアの下部・窓枠の防水に特に適しています。剥がしやすい仕様のものは、浸水後の後片付けも楽になります。

3M スコッチ ブチルゴムテープ

3Mのブチルゴムテープは強力な防水・気密性能を持つプロ仕様のテープです。エアコン配管穴・換気扇・外壁の隙間のふさぎに適しています。一般的な養生テープより防水性が高く、長時間の浸水にも耐えやすいです。

逆流防止弁(トイレ・排水口の逆流対策)

洪水時に見落とされがちな浸水ルートが「トイレ・排水口からの逆流」です。大雨で下水道が満杯になると、トイレ・お風呂の排水口から汚水が逆流してきます。逆流防止弁はこの逆流を防ぐゴム製のキャップ状のアイテムです。

SANEI(三栄水栓)排水口逆流防止弁

SANEIは配管・水栓の専門メーカーです。トイレ・浴室・洗面所の排水口に取り付けて、外からの逆流を防ぎます。取り付けが簡単で、取り外しも容易なため通常時の使用に支障がありません。

カテゴリ②:安全に「避難する」ためのグッズ

浸水対策グッズで家への浸水を防ぎながら、適切なタイミングで安全に避難するためのグッズも必須です。

防水バッグ・防水ケース

洪水時の避難では「貴重品・スマートフォン・重要書類を水濡れから守る」ことが最重要です。避難中に荷物が濡れると、スマートフォンの使用不能・重要書類の喪失という二次被害が発生します。

モンベル ドライバッグ(防水バッグ)

モンベルはアウトドア専門の国内トップブランドです。ドライバッグはロールトップ式で完全防水を実現します。

10L・20L・30Lなど容量バリエーションが豊富で、避難時の荷物量に合わせて選べます。耐久性が高く、洪水避難だけでなくキャンプ・アウトドア全般に使えます。

YETI ポーチ・防水ドライバッグ

YETIはアウトドア・防水用品の高級ブランドです。完全防水設計で、水没しても中の荷物が濡れない高い防水性能を持ちます。スマートフォン・財布・重要書類などの防水保管に最適です。

スマートフォン用防水ケース(IPX8対応)

スマートフォンは避難時の地図・ハザードマップ確認・家族への連絡・行政情報受信のために不可欠です。IPX8対応(水深1m以上での連続浸水に対応)の防水ケースを使うことで、水濡れによる故障を防げます。

首掛けストラップ付きタイプは両手を使った避難行動中も安全に携帯できます。

長靴・防水ブーツ

浸水した道路を歩く際、普通の靴では汚染水が浸入してケガ・感染症のリスクがあります。長靴・防水ブーツは浸水した環境での移動に不可欠なアイテムです。

日本野鳥の会 バードウォッチング長靴

日本野鳥の会の長靴は「コンパクトに折りたためる」という特徴が洪水避難に最適です。非常持ち出し袋の中に折りたたんで入れておけるため、避難直前に取り出して素早く装着できます。

軽量で歩きやすく・耐久性も高い定番品です。

弘進ゴム 農業用長靴(強力防水タイプ)

弘進ゴムは国内長靴メーカーの老舗です。農業用長靴は耐久性・防水性が高く、泥・汚水が多い洪水後の環境でも使いやすいです。高さが膝下〜膝上まであるタイプを選ぶと、浸水深30〜40cmまでの環境で足を濡らさずに移動できます。

ライフジャケット(救命胴衣)

洪水時の避難でほとんどの方が忘れがちなのが「ライフジャケット」です。浸水が深い・流れが速い状況での避難では、ライフジャケットが命を救うことがあります。

東京消防庁の水害対策資料でも「ライフジャケットの備えを推奨」と記載されています。

FIELDOOR 家庭用ライフジャケット(大人用)

家庭向けのコストパフォーマンスに優れたライフジャケットです。JCI検定(日本小型船舶検査機構)の国家検定に合格した製品です。大人用・子ども用のサイズ展開があり、家族全員分を揃えておくことを推奨します。

膨張式ライフジャケット(自動膨張タイプ)

普段は薄くコンパクトな形状で、水に入ると自動で膨らむ「自動膨張式ライフジャケット」は収納性に優れています。

非常持ち出し袋に入れても嵩張らず、緊急時にすぐ使えます。定期的に内部の点火装置・ガスカートリッジの確認・交換が必要です。

ヘルメット(頭部保護)

洪水時は流木・金属片・ガラス・家具の破片などが水中・水上を流れています。避難中の頭部保護のためにヘルメットは有効です。

DIC 防災用ヘルメット(折りたたみ式)

DICは安全用品・産業用ヘルメットの国内主要メーカーです。折りたたみ式の防災ヘルメットは収納時にコンパクトになり、避難リュックの中に入れておけます。

地震対策と洪水対策の両方に使える汎用性の高い防災グッズです。

カテゴリ③:非常持ち出し袋の中身(洪水版)

洪水避難の非常持ち出し袋は「地震対策」の内容に「洪水特有のアイテム」を追加して構成します。

非常持ち出し袋の基本的な中身

アイテム 数量の目安 洪水対策でのポイント
飲料水 1人1日3L×3日分 防水袋に入れる。液体なので重量に注意
非常食 3日分以上 調理不要・水なしで食べられるものを優先
モバイルバッテリー(大容量) 1〜2個 スマートフォンを複数回充電できる容量(20,000mAh以上推奨)
ヘッドライト(電池式) 家族人数分 停電・夜間の避難に必須。両手が使えるヘッドライトタイプが便利
乾電池(単3・単4) 十分な本数 ヘッドライト・ラジオ用に予備を多めに
救急セット 1セット 洪水時は汚染水接触による傷口感染に備えて消毒薬・抗生物質入り絆創膏を追加
重要書類のコピー 一式 防水ケース・防水袋に入れて保管
現金(小銭含む) 1〜2万円程度 停電でATMが使えなくなることを想定
常備薬・処方薬 3日〜1週間分 避難が長期化した場合に備える
防水バッグ・ドライバッグ 1〜2個 バッグ本体・貴重品・スマートフォンを守る

洪水対策で追加すべき特有のアイテム

  • 折りたたみ長靴:コンパクトに収納できるタイプをリュックに入れておく
  • 使い捨てゴム手袋(厚手):汚染水・泥の処理で素肌の接触を防ぐ
  • 防水カッパ(上下セット):暴風雨の中の避難・浸水した環境での作業に
  • ライフジャケット(コンパクト型):浸水が深い状況での避難に
  • ホイッスル(笛):浸水した建物に閉じ込められた際に救助を呼ぶ
  • ロープ(5〜10m):垂直避難・救助支援に使える

リュックの選び方:防水性と容量

非常持ち出し袋本体も「防水性のあるリュック」を選ぶことが洪水対策では重要です。浸水した環境で移動する場合、通常のリュックでは雨・浸水で内容物が濡れます。

GREGORY(グレゴリー)防水対応バックパック

グレゴリーはアメリカの老舗アウトドアバッグブランドです。耐水性コーティングが施されたモデルは、洪水避難の非常持ち出し袋として機能します。30〜40Lの容量が、3日分の備蓄品を収納するのに適したサイズです。

OSPREY(オスプレー)防水バックパック

オスプレーはアウトドア・登山用バッグの世界的ブランドです。防水バッグカバー付きのモデルは、大雨・浸水環境でも荷物を守れます。背負い心地が良く、長時間の避難行動でも疲れにくいです。

カテゴリ④:停電・断水に備えるグッズ

洪水被害はインフラの復旧に時間がかかることが多いです。停電・断水が1週間以上続くケースも珍しくありません。長期の停電・断水に備えたグッズを揃えておくことが重要です。

ポータブル電源

洪水による長期停電では、スマートフォン・照明・医療機器・扇風機などの電力確保が生活の質に直結します。

ポータブル電源はリチウムイオン電池に電力を蓄え、コンセントのない環境で家電を使える大型モバイルバッテリーです。

Jackery ポータブル電源 1000 Pro

Jackeryは世界累計販売台数トップクラスのポータブル電源ブランドです。1000 Proは容量1,002Whで、スマートフォン約67回・ノートPC約13回の充電が可能です。

AC出力・USB出力・シガーソケット出力に対応しており、様々な機器を充電できます。ソーラーパネルとの組み合わせで長期停電でも電力を維持できます。

EcoFlow DELTA 2

EcoFlowはポータブル電源・ソーラーパネルの世界的ブランドです。DELTA 2は容量1,024Whで、急速充電機能により80分でフル充電できる点が特徴です。

拡張バッテリーを追加することで容量を最大3,040Whまで増やせます。停電が長引く洪水災害時の長期的な電力確保に向いています。

ソーラーパネル

ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせると「電力を継続的に確保」できます。洪水による長期停電では、コンセントからの充電ができないためソーラーパネルが有効です。

Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル

Jackeryのソーラーパネルは同社のポータブル電源と組み合わせての使用に最適化されています。100Wの発電能力があり、天気の良い日は数時間でポータブル電源を充電できます。

折りたたみ式でコンパクトに収納でき、避難先での設置も容易です。

防災ラジオ(手回し・ソーラー対応)

停電時に最も信頼できる情報収集手段がラジオです。スマートフォンはバッテリーが切れたり・通信回線が混雑して使えなくなることがあります。

ラジオは電池・手回し発電・ソーラー充電で動作するため、長期停電でも使い続けられます。

SONY ICF-B300 防災用ラジオ

SONYの防災ラジオICF-B300は手回し発電・USB充電・太陽光充電の3電源対応です。AM/FM/ワイドFMに対応しており、緊急警報放送も受信できます。

スマートフォンへの充電機能も搭載されており、防災グッズとして高い実用性を持ちます。

パナソニック RF-TJ20 防災ラジオ

パナソニックの防災ラジオは手回し発電・ソーラー・乾電池・USB充電の4電源対応です。LED懐中電灯機能・点滅警告灯機能も内蔵されており、単体で複数の役割を果たします。

IP55相当の防塵・防水性能を持ち、洪水時の使用にも対応できます。

照明グッズ

停電時の照明は「懐中電灯・ヘッドライト・ランタン」の3種類を用途に応じて使い分けます。

Fenix HL60R ヘッドライト

Fenixはアウトドア・防災向け高性能ライトの専門ブランドです。HL60Rは最大960ルーメンの明るさと長時間点灯を両立したヘッドライトです。

USB充電式で電池交換不要。防水性能IPX6対応で雨天・浸水環境での使用に適しています。

ジェントス GANZ 323 LEDランタン

ジェントスはLEDライト・ランタンの国内主要ブランドです。GANZ 323は単1乾電池4本で約230時間点灯できる長寿命ランタンです。

防滴性能があり、洪水・大雨の環境でも安心して使えます。テント・避難所での照明として360度照射できるランタンは非常に実用的です。

非常食・保存水

洪水による停電・断水では「調理ができない・水が使えない」状況になることがあります。調理不要で食べられる非常食・長期保存水を最低3日分・できれば1週間分備蓄してください。

尾西食品 アルファ米シリーズ

尾西食品はアルファ米(非常食)の国内最大手メーカーです。水またはお湯を入れるだけで食べられるアルファ米は、停電でガスが使えない状況でも調理できます。

保存期間は5年間で、白飯・チキンライス・わかめご飯など豊富なバリエーションがあります。

カゴメ 野菜ジュース 保存用(長期保存タイプ)

洪水による停電・断水では野菜摂取が困難になります。カゴメの長期保存野菜ジュースは常温で長期保存でき、ビタミン・ミネラルの補給に役立ちます。

水分補給・栄養補給を兼ねた非常食として備蓄しておくと便利です。

サントリー 天然水 防災備蓄用(長期保存水)

サントリーの防災備蓄用長期保存水は通常の天然水より保存期間が長い専用品です。2L×6本・500ml×24本など様々なサイズ展開があります。

大量購入時の重さが問題になるため、Amazonプライムの送料無料配送の活用が便利です。

カテゴリ⑤:浸水後の後片付け・衛生対策グッズ

洪水が引いた後の後片付けも非常に重要です。浸水後の泥・汚水には細菌・ウイルス・化学物質が含まれており、適切な防護なく作業すると健康被害が起きます。

使い捨て防護服・カッパ

浸水後の清掃作業では、汚染水・泥が体に付着しないよう全身を覆う防護服が必要です。

使い捨て不織布防護服(全身タイプ)

洪水後の清掃作業用に、使い捨ての不織布製防護服(カバーオール)を備えておきます。5〜10枚セットで備蓄しておくと、家族全員が安全に清掃作業を行えます。

厚手ゴム手袋・使い捨て手袋

浸水後の片付けでは厚手のゴム手袋が必須です。ガラス・金属片・釘などが泥に混じっている場合があり、薄い使い捨て手袋では貫通するリスクがあります。

ショーワグローブ 厚手ゴム手袋(No.660)

ショーワグローブは国内最大手の手袋メーカーです。No.660は厚手天然ゴム製で、鋭利な破片からもしっかり手を保護します。食品工場・農業・防災作業など幅広い用途で使われる信頼性の高い製品です。

高圧洗浄機

浸水後の泥汚れは量が多く、ホースだけでは落としきれないことが多いです。高圧洗浄機は床・外壁・車・家財の泥汚れを効率的に落とすのに役立ちます。

ケルヒャー K2 高圧洗浄機

ケルヒャーは世界シェアトップの高圧洗浄機メーカーです。K2はエントリーモデルですが、洪水後の床・外壁・車の泥落としには十分な水圧があります。

洪水対策以外にも日常的な外壁・車の洗浄にも使えるため、家庭に1台あると多用途に活躍します。

消毒液・除菌グッズ

浸水後の室内は細菌・カビが繁殖しやすい環境になります。消毒液・次亜塩素酸水・アルコール消毒液を使った適切な消毒が必要です。

花王 ハイター(次亜塩素酸ナトリウム液)

花王ハイターは洪水後の床・壁・家財の消毒に適した次亜塩素酸ナトリウム製品です。水で500〜1,000倍に薄めて使うことで、浸水後の細菌・カビを効果的に除菌します。

大容量(2L・4L)タイプを備蓄しておくと、広範囲の消毒作業に対応できます。

排水・水抜き用品

水中ポンプ(電動)

浸水後の部屋・地下・ガレージに溜まった水を排出するために電動水中ポンプが役立ちます。バケツで排水するよりも圧倒的に効率的に水を除去できます。

防水型掃除機・汚水対応バキュームクリーナー

通常の掃除機で浸水後の泥・汚水を吸うと故障します。「乾湿両用」「汚水対応」と明記されたバキュームクリーナーを使うことで、床・壁の水・泥を効率的に除去できます。

カテゴリ⑥:情報収集グッズ

洪水時は気象情報・避難情報をリアルタイムで把握することが命を守ります。

防水スマートフォンケース・防水スマートウォッチ

スマートフォンで使える洪水対策アプリには以下のものがあります。

  • 気象庁アプリ(天気・防災):大雨警報・洪水警報・警戒レベル情報をプッシュ通知で受信
  • NHKニュース・防災アプリ:河川水位情報・避難情報をリアルタイムで確認
  • Yahoo!防災速報:自分のいる場所に関係する緊急情報を自動で通知
  • ハザードマップポータルサイト(ブックマーク推奨):洪水浸水想定区域図の確認

大容量モバイルバッテリー(20,000mAh以上)

情報収集のためのスマートフォンを長時間使い続けるには大容量モバイルバッテリーが必須です。Anker・CIOなどの信頼性の高いブランドで20,000mAh以上の製品を選ぶことをおすすめします。

カテゴリ⑦:車内に備えておくべきグッズ

洪水時の車での避難・車が浸水するリスクに備えて、車内にも専用グッズを備えておくことが重要です。

緊急脱出ツール(ガラスハンマー)

洪水で車が浸水した場合、水圧でドアが開かなくなることがあります。緊急脱出ツールはガラスを割るためのハンマーとシートベルトカッターが一体化したアイテムです。

RESQME(レスキューミー)緊急脱出ツール

RESQMEは米国で広く普及している緊急脱出ツールブランドです。ステアリング・ダッシュボード・サンバイザーに装着できるコンパクト設計です。

ガラスハンマー・シートベルトカッターの機能を兼ね備え、水没した車からの脱出に有効です。

エマーソン ガラスハンマー EM-164

エマーソンは日本の車用工具・補修用品ブランドです。EM-164はガラスハンマー・シートベルトカッターの一体型で、ドア内側のポケットやグローブボックスに収納しやすいサイズです。

車用防災セット

カーメイト 車載用防災セット

カーメイトは車用品の専門メーカーです。緊急脱出ツール・反射板・救急用品・防寒シートなどがセットになった車載防災セットです。

すべてコンパクトなケースに収納されており、トランクに1セット常備しておくだけで洪水・事故両方の緊急事態に対応できます。

洪水防災グッズの優先購入順序

「どれから揃えればいいか分からない」という方のために、優先順位を整理します。

最優先(まず揃えるべき5点)

  1. 防水バッグ・防水ケース:貴重品・スマートフォンを水から守る。最も安価・すぐに揃えられる
  2. ヘッドライト(電池式)+予備電池:停電・夜間の避難に必須。地震・洪水両方に使える
  3. 折りたたみ長靴:浸水した道路の歩行に必須。避難リュックに常備できる
  4. 防水ラジオ(手回し・ソーラー対応):停電時の情報収集に不可欠
  5. 3日分の非常食・保存水:停電・断水への基本的な備え

第2優先(次に揃えるべきアイテム)

  • 止水板または水嚢(住宅の浸水防止)
  • ポータブル電源(停電対策)
  • ライフジャケット(家族人数分)
  • 大容量モバイルバッテリー
  • 使い捨てゴム手袋・防護服(後片付け用)

第3優先(備えを充実させるアイテム)

  • ソーラーパネル(ポータブル電源と組み合わせ)
  • 高圧洗浄機・水中ポンプ(浸水後の後片付け用)
  • 緊急脱出ツール(車内常備)
  • 逆流防止弁(トイレ・排水口)
  • 消毒液・除菌グッズ(大容量備蓄)

まとめ:洪水防災グッズは「4つの場面」を意識して揃える

洪水対策の防災グッズは以下の4つの場面ごとに必要なアイテムが異なります。

  • 場面①「浸水を防ぐ」:止水板・水嚢・防水テープ・逆流防止弁
  • 場面②「安全に避難する」:防水バッグ・折りたたみ長靴・ライフジャケット・ヘルメット
  • 場面③「停電・断水を乗り越える」:ポータブル電源・ソーラーパネル・防災ラジオ・非常食・保存水
  • 場面④「浸水後に片付ける」:ゴム手袋・防護服・高圧洗浄機・水中ポンプ・消毒液

すべてを一度に揃える必要はありません。まず「最優先5点」から始めて、少しずつ備えを充実させていくことが長続きするコツです。

「備えのないまま洪水を迎える」ことだけは避けてください。防災ベースでは今後も防災グッズの選び方・使い方・お得な購入方法を詳しくお届けしていきます。

Image by Pixabay,Unsplash,Freepik,写真AC

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北海道札幌市在住の防災・サバイバル情報発信者です。2018年の北海道胆振東部地震を機に「誰でも今日から始められる防災」をモットーに活動を開始し、実際に試した防災グッズのレビューや家族構成別の備え方をわかりやすくお伝えしています。実践的で信頼できる情報を提供できるよう、がんばっています!

コメント

コメントする

目次